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オリジナルギター3 voicing19:ヘルムホルツ周波数を変更する。 [voicing]

構想段階ではヘルムホルツ周波数を低く設定して豊かな低音を目指していました。しかし、90Hz以下にはできませんでした

 

ヘルムホルツ共振器については、このページに詳しく解説されています。

 

 ギターでは筒の長さがはっきりしませんが、サウンドホールに厚紙で作った筒(長さ40mm)を入れてヘルムホルツ周波数を低くしてみようと思います。

ヘルムホルツ周波数は、101→93Hzに下がりましたが、音圧も相対的に12dB下がってしまいました。高域(500Hz以上)の音圧も下がりました。

 ボール紙で作ったこともあるかもしれませんが、小手先の変更では豊かな低音は期待できません。


<<<<<ボイシングの流れ>>>>>

・(板の状態)

0.トップ・バックの厚みを決定する。

1.トップ(ギター外形加工後、ロゼッタ、サウンドホール加工前)

2.トップ(ギター外形加工後、ロゼッタ、サウンドホール加工後)

3.バック(ギター外形加工後)

4.ブレース付きトップ(ブレースラフカット接着後、スキャロップする。)

5.ブレース付きバック(ブレースラフカット接着後、スキャロップする。)

・(モールドに入れ最終結果を予測)

6.top+side in mold

サイドをモールドに入れ、クランプでトップを押さえつけてタッピングする。

7.top+side+back in mold で最終結果を予測

・(トップを接着後、ボディ形状で最終結果を予測)

8.top+side out mold after glued

トップとサイドを接着後、モールドから出して行う。

9.top+side+back in mold after top-glued

10.(top+side+back taped out mold after top-glued)

 バックをテープ止めして、最終結果を予測できるか?

・(トップとバックを接着後、ボディ形状での最終結果)

11.top+back+side out mold after top-back-glued no-bridge

12.top+back+side out mold after top-back-glued taped-bridge+pin

13.ヘルムホルツ周波数の調整

14.塗装後

15.ネック有り無し、ブリッジ接着

16.ブリッジ接着(ネックあり) ローズウッドピン 弦張り後

17.longdipoleかback tripole の判断?

18.ブリッジピンでモノポール周波数を調整してみる。

19.ヘルムホルツ周波数を変更する。

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