SSブログ

音階と周波数の関係 [voicing]

ちょっとしたTipsの1つです。


ギターの構想を練ったり、設計や組み立ての日記には、Google Spreadsheetを使っていますが、その最後のページには音階と周波数の対照表を載せておきます。


構想するとき、設計している時、測定している時など常に音階と周波数がどうなっているかを確認する必要があるので、こうしています。

 

音階と周波数.jpg

 

 

nice!(0)  コメント(0) 

ボイシング5 [voicing]

最後にブリッジを接着して、ネック装着、弦を張ります。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

ボイシング4 [voicing]

バックも接着しました。これ以降の工程は、周波数特性を確認するだけです。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

ボイシング3’ [voicing]

昨日投稿した記事は内容が途中のものでした。加筆したものを改めて載せます。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

ボイシング3 [voicing]

今までの工程で、調整したブレース付きトップとブレース付きバック、サイドが準備できました。これからサイドと組み合わせて本格的なボイシングを行います。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

組み立てる前に、トップやバックを調整することは意味があるか? [voicing]

組み立てる前に、トップやバックを板の状態でブレースを削って調整することは意味があるのでしょうか。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

ボイシング2 [voicing]

トップ、バックの板厚の調整が終わり、ブレースを貼り付けた後、スキャロップしていきます。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

ボイシング1 [voicing]

ボイシングとは、ギターのトップやバックをタッピングして聞こえてくる音からその特性を判断して、より良い音に持っていく一連の工程をいいます。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

MEASUREMENTS OF ACOUSTIC GUITAR TOP PLATES DURING THE VOICING PROCESS [voicing]

MEASUREMENTS OF ACOUSTIC GUITAR TOP PLATES DURING THE VOICING PROCESS

Mark Rau

Center for Computer Research in Music and Acoustics (CCRMA), Stanford University, Stanford, California, USA email: mrau@ccrma.stanford.edu 

Richard Hoover 

Santa Cruz Guitar Company, Santa Cruz, California, USA 

ICSV26, Montreal, 7-11 July 2019


ボイシングプロセス中のアコースティックギターのトッププレート測定

ここの論文では、スチール弦アコースティックギターのトップブレーシングに焦点を当てています。ブレーシングはギター製作の最も重要なポイントといわれますが、ブレーシンングプロセスは依然として大部分は定性的です。この論文は、まだ研究の最初の段階で、結論のようなものは出ていません。しかし、ルシアが行ったブレーシングの写真と減衰率の変化が表されているので、どの状態で変化しているのかが分かります。


 ここでは、入力アドミタンス(周波数領域で、構造振動の速度を入力駆動力で割ったもの)を測定し、構造の振動特性を表します。入力アドミタンスは振動しやすさを示しています。マスタールシアのブレーシング方法に基づいて、どう削ったらどう変化するか、適切にヴォイシングすることを定量化することで、見習いの製作者に教えるのに役立てるという目的があります。


 二人のルシアが、アコースティックギターのトッププレート(オーケストラモデル(OM)サイズのギターで、トップ、ブレースともアディロンダックスプルース)のボイシングプロセスを実際にやっている途中で振動モードがどのように変化するかを調べています。


ギタートップを構造的にサポートするブレースを削ることは、特定の共鳴を強調することができます。Xブレース、トーンブレース、サイドストラット(一般にフィンガーブレース)を削ります。ブレーシングを確認する一般的な方法は、タッピングです。タップして聞こえる共鳴を引き出し、複数の倍音を聞くことができる豊かなタップトーンを作り出します。


二人のタッピング方法は異なっており、一人は4か所(ブリッジが配置される場所、ロワーボウト、アッパーボウト、およびエンドピンの近く)をタッピングしますが、もう一人はブリッジの位置でのみタッピングします。しかし、モード周波数とダンピングは同じで、モード振幅のみが励起位置によって変化します。


アドミタンス測定は、後でブリッジが配置される場所でおこないます。


図2は、このボイシングプロセスで4つのプロセス 

(a)ブレースが彫刻される前

(b)(c)2つの中間の彫刻段階

(d)ブレースが完全に彫刻された後に測定

が、写真に示されています。


モードフィッティングも行っていますが、今回の結果は直接関係がありません。今後の展開に必要になるということなのでしょう。


1kHz未満で比較的アドミタンスが大きい(抵抗が少なく、共振しやすい)いくつかの顕著なモードの減衰率を測定しています。減衰率が低いということは、弦のエネルギーがその周波数で楽器に簡単に伝わり、強く放射された音になるということを意味します。

「最初の削られていないブレースから次の中間段階でモードが大幅に変化する」「2つのギタートップの間で(つまり二人のルシアで)モード周波数にかなり大きなばらつきがある」というようなことが書かれていますが、当たり前で、それを今後どう定量化していくかが課題であると考えられます。


ギターランキング


nice!(0)  コメント(0) 

Dana Bourgeoisのブレーストップ周波数分析 [voicing]

Dana Bougeoisのブレーストップのタッピング音の周波数分析結果です。37:55から。以前に、Somogyi guitarの周波数分析結果を載せましたが、これはブレーストップ単体のまさにVoicing講義途中の音です。


一週間に8本、4時間かけて行うといっています。


これをSpectroidで38:00あたりの動画で数タップ分、スピーカーからの音を周波数分析してみました。


この状態は横がまだ固いので、さらにフィンガーブレースを削っています。

さらに、非対称性、高音側を低音側より硬くすると言っています。



オリジナルギター2との比較です。ブレース付トップのピークは、完成状態で240Hzです。Bourgeoisのブレース付トップのピークは、252Hzです。そこを中心に両脇にいくつかのピークが見られます。おそらくまだ完全には仕上がっていないでしょうから、さらにピークは下がることが予想されます。


同じようなところを目標にしているということが確認できました。


まあ、それにしても良い木を使っていますね。私の板ではこんな良い音は出ませんでした。

 


オリジナルギター2の音(ブレース付トップ)です。

 

 

 


nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。