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Somogyi Guitarの周波数分析 [theories]

somogyi02.jpg
ピアノトーンといわれる低音の締まった音が有名なErvin Somogyiのギターですが、どのような周波数スペクトルなのだろうかという興味がありました。まさか楽器屋に行ってタップトーンを録るわけにもいかずにいたのですが、YoutubeにSomogyi自身が自分の完成間近のギターのタッピングをしている動画があったので、これをSpectroidで6:00あたりの動画で数タップ分をスピーカーからの音を周波数分析してみました。
Somogyi spectram.jpg
Modified-D typeと仮定すると、
ヘルムホルツ 83Hz
トップモノポール 170Hz
バックモノポール 249Hz
ロングダイポール 337Hz
クロスダイポール 393Hz
クロストリポール 500Hz
ではないかと思います。
周波数比較2.jpg
オリジナルギター#1,#2との比較です。うーむ、やはりヘルムホルツ周波数が結構低い。トップモノポールもかなり低い。この2つが低音域をカバーしているので、あの音がでているんだ思います。
 バックモノポール周波数がトップモノポールより、7半音高く設定されている。それからボディが厚いですね。ボディの容積があるので、ヘルムホルツが低くできている。

Youtubeを見直すとModified-D typeではなく、OM Typeかもしれない。

次のギターの参考にします。

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