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オリジナルギター3 バック8:サイドーバックブレース嵌合調整、カットライン作図、外形切り出し [original guitar3]

ライニングが貼り終えたところで、バックブレースとサイドの嵌合調整を行います。次の工程のボイシングを行うために、バックとサイドを接着できる状態まで仕上げます。


モールドに入れたサイドとバックを合わせて、内側のライニングをなぞってラインを引き、ライニングとサイド厚さが9mmで、余裕を+5mmみて、その外側14mmをカットします。


バインディングを付けない方針なので、サイドは残し、第1、第2、第3トランスバースブレースが重なる部分のライニングだけを削ります。

 

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オリジナルギター3 トップ10:サイドートップブレース嵌合調整、カットライン作図、外形切り出し [original guitar3]

すぐにでも接着できるように、トップブレースとサイドライニングを嵌合調整します。バインディングを付けない方針なので、サイドは残し、Xブレースが重なる部分だけライニングを削ります。フィンガーブレースとトーンブレースはライニングとクロスさせません。

モールドに入れたサイドとトップを合わせて、内側のライニングをなぞってラインを引き、ライニングとサイド厚さが9mmで、余裕を+5mmをみて、その外側14mmをカットラインとします。

このラインに沿って、外形を切り出します。

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オリジナルギター3 サイド20:トップ平面だしとライニング貼り付け [original guitar3]

トップはサイドに対して完全に平面になるようにします。トップ側の両脇を削り、テール側の隙間をなくし、ぴったりとつくようにします。その後、トップライニングを貼り付けます。ダブルサイドで厚さが2倍になったため、今までのクリップでは厚さキャパの限界を超えています。厚さの取れるクリップを浮きが出やすいところにあてて接着します。

それでもカーブのきついところでは浮きが発生したので、修正します。

メープルの2枚の間にサイドスプリント貼り付けます。メープルは水分を吸って膨張するので、ここでも浮きが。。。。。押し込んで修正します。

 

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オリジナルギター3 サイド19:バック側ライニング貼り付け [original guitar3]

ライニングを貼り付けます。

ライニング貼り付けカーブ部に何カ所か内側に浮きが発生→水を含ませて修正。

原因はダブルサイドにしたため、サイドが厚くなりクリップの厚さ許容範囲を超えて力がうまくかからなかったためと考えられます。

 

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オリジナルギター3 サイド18:ネックブロック底面の隙間調整 [original guitar3]

ネックブロック底面を削りすぎて、バックとの0.5mm程度の隙間が埋まらないため、ネックブロックのトランスバースブレース側に厚さ1mm幅15mmの補正板を接着して隙間を埋めました。

バックは凸に曲率をつけるので、テール側での隙間が20mm以上になっています。ウエスト部を2mm削り、なるべく自然な曲率でサイドとバックが接着できるようにします。湿度によっても曲率は10mm位は変化しますが、ライニングを貼る前にサイドの厚さを微調して、テール側の浮きを5mm程度にしました。

こんな感じでサイドとバックの接合が出来てきました。


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オリジナルギター3 サイド17:バックーサイド・ネックブロックの嵌合調整 [original guitar3]

バックの第1トランスバースブレースを接着後、ネックブロックとの嵌合調整を行います。サイドとネックブロックの高さを2mm程高低差をつけます。

この部分は構造材として強度を出すため、

・バックとネックブロック底

・第1トランスバースブレースの側面とネックブロック底面横

・サイドと第1トランスバースブレース端面

を接着するので、すべての面がぴったり合うように微調整します。

 

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オリジナルギター3 バック7:第2、第3、ラジアルブレース4個接着 [original guitar3]

第2ブレースと第3ブレース、ラジアルブレース4個を貼り付けます。ギター形状のボディーベースに固定して接着します。

 

接着後、不注意で床に落とし、エッジ部分にひびが入ってしまいました。幸い、ラジアルブレース手前でひびは止まっていたため、パッチを貼って補修しました。

 

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オリジナルギター3 バック6:第1ブレースとマリッジストリップを先に接着 [original guitar3]

サイド+ネックブロックとバックの位置関係を決めるために、第1ブレースとマリッジストリップを先に接着します。


バック面全体に軽く曲率を付けるために、ブレースに曲率を付けておきます。第1トランスバースブレースは、端で1mm、第2ブレースは端で1.5 mm、第3ブレースは端で2.5 mmに曲率を付けておきます。周囲に2mmのコルクを貼ったギター型にバックを載せて、第三ブレース(ロワーボウト)の中心を押し、中心の撓みに合わせてトランスバースブレース(第1ブレース)と第2ブレースを削り、曲率を合わせます。


サイドと第一ブレースがぴったりと接着するように、また、ネックブロックと第一ブレースとの平行度を確認します。

 

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オリジナルギター3 トップ9:ブレース、ブリッジプレート、サウンドホール補強材接着 [original guitar3]

トランスバースブレース以外のブレースを接着します。裏の押さえには、ギター形状をしたべニア型を使っています。

一昼夜置いてから、ブリッジプレート、サウンドホール補強材を接着します。


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オリジナルギター3 トップ8:トランスバースブレースだけ接着 [original guitar3]

ネックブロックとトップの相対位置を確認しながら、トランスバースブレースだけを接着して、トップとサイド(ネックブロック)の位置調整をします。


トランスバースブレースは、音のためというより、強度を出すための構造体という位置付けです。クラシックギターの場合はトランスバースブレースが2本あるので、サウンドホールは振動域とは考えられていません。アコースティックギターの場合、トランスバースブレースまでが振動域といわれています。なので、カッタウェイが可能なのでしょう。サウンドホール周辺が、どの程度、音に影響するのか良く分かりませんが、サウンドホールを中心から端の方に寄せているギターは、この辺りを重要視しているかもしれません。

 

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オリジナルギター3 トップ7:サウンドホール補強部品、ブリッジプレート切り出し [original guitar3]

サウンドホール補強部品は、トップの端材から切り出します。厚さはトップをそのまま使用します。アコースティックギター(クラシックではない)では、トランスバースブレースまでが振動領域と考えられています。この補強材の意味は、サウンドホール端の割れ止めということですが、アッパーボウトをサウンドボードの重要な振動領域と捉えているビルダーは、これを円形な形で作ってサウンドホールを補償するように考えています。どうなんでしょう。意味があるかはよくわかりません。


ブリッジプレートは、バックの端材を利用します。余談ですがバックプレートから、ヘッド、ブリッジプレートが2枚ずつ取れます。ブリッジプレートの厚さは2.5mm以下が良いそうです。バックプレートの厚さは2.8mmでしたから、切り出してから少し厚さを削りました。

 

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ブレースを作る [woodwork]

 

ブレース材は、100mmx20mmx500mmのブロックをアイチ木材加工より購入します。


1.購入時のカット依頼

カットを9.0mm厚x9本(厚さ9mmカットしろ2mm)で依頼します。

材料費+加工費(税込)1,320+1,000円でできます。

大和マークでは、50x5x1.9cm カットを8mmx4本+6mmx1本(カットしろ3mmx4) 加工費500円 を2セット頼めます。ブレースの厚さですが、8mmで十分だと思います。

 

2.全体を整える。

ノコギリ痕などで表面が荒れているので、やすりで整えます。厚さは8mmあれば良いので、揃えて、きれいに仕上げます。

3.購入後のチェック

節などのイレギュラーな点がないか、9本の重さを調べます。同じブロックから取っても、重さが軽いものと重いものが出てきます。軽いものは、節があったり、木としてNGなものが多いです。トップブレース、バックブレースを合わせて、8本で足りるので、一番軽いものを除きます。Xブレース、トップトーンブレース、バック第3ブレース、トップフィンガーブレース、バック第2ブレース、トップトランスバースブレース、バック第1ブレースの優先順位で良いものから割り当てます。トランスバースブレースとバック第1ブレースは補強材としての意味しかないので、優先順位は低いです。

4.カットラインを入れる。

木材への加工ライン書き7:ブレースを参照してください。

5.カット

レザーソー 180mm 薄刃でカットします。


6.出来上がりブレースの横からの投影図(オリジナルギター2の結果をオリジナルギター3にフィードバック)に整えます。接着時にクランプで押さえるために平らな部分が必要なので、その部分は残します。


これで貼り付ける前のブレースが出来上がりました。

 

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オリジナルギター3 バック5:ブレース作図 &加工 [original guitar3]

下側の3本がバック材です。これにトップの端材を利用したブックマッチを補強するマリッジストリップがあります。

・第1トランスバースブレース

・第2ブレース

・第3ブレース

・ラジアルストリップ(x4)

・マリッジストリップ(バック裏側中心に貼る補強材、トッププレートの端材)

を設計図に沿ってで切り出すために、ブレース材に作図をします。この線に沿って、ブレースを切り出します。一番下のブレースは余りです。

マリッジストリップの表面には、サンディングブロック7.25"で曲率を付けておきます。


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オリジナルギター3 トップ6:ブレース材作図&加工 [original guitar3]

トップとバック、一番下のブレースは余りです。

トップ分は、

・トランスバースブレース x1

・Xブレース x2

・トーンブレース x2

・フィンガーブレース x4

・ブリッジプレート(写真にはありません)

・サウンドホールを補強する部材 X3(写真にはありません)

を設計図に沿ってで切り出すために、ブレース材に作図をします。バック側のブレースとマリッジストリップ(バック裏側中心に貼る補強材、トッププレートの端材で作ります)も一緒に写真に写っています。


この線に沿って、ブレースを切り出します。

その後でトランスバースブレースのトラスロッド調整穴を開けます。


ブレース接着前スキャロップ加工を行い、ブレース組み合わせ微調整・加工

①Xブレース角度を広げる。

②トーンブレース角度を広げる。

Xブレースに

③トーンブレースの嵌合穴を開ける(各1個)。

④フィンガーブレースの嵌合穴を開ける(各2個)。

を行います。

 

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オリジナルギター3 ネック18:ネック握り形状調整 [original guitar3]

ネック中心の高さを決めます。1F,5F,10Fのネックテンプレートを用いて形状を決めます。大まかに削るには、鋸ヤスリが便利です。


厚さと形状がほぼ決まりました。

ヒール部とのつながりをスムーズにします。丸棒にヤスリを巻いて削ります。

ネックの最終形状が決まりました。


ネックの残務は、

・チューナー穴開け

・ヒール形状微調

・fallaway

・フレット打ち

です。

 

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オリジナルギター3 ネック17:フレットボード表面加工 [original guitar3]

全体をサンディングブロック12インチRで、その後10インチRで1〜6フレットを辺りをサンディングします。fallawayはまだつけていません。


6フレットに両面テープのカスがつまり、曲尺で取り除こうとしたところ、意外に硬く周辺をチッピングしました。フレット溝埋めや修正のために取っておいたサンディングの時に出る削り粉をタイトボンドで溶いて埋めます。

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オリジナルギター3 ネック16:フレットボード接着 [original guitar3]


ネック幅を0フレットで45mm、14フレットで57mmまで削ります。



トラスロッド&補強カーボンロッド埋め込み後、表面保護のためにマスキングテープを貼りましたが、このはがし跡がベトついて剥がすのに大変でした。必要ないかもしてません。



フレットボード接着前に仮止めして、隙間がでないことを確認します。



エポキシ系接着剤を塗って、ナットを付けてナット間隔を確保して、ズレ防止のために、クリップで位置決めしてからFクランプで留めます。


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オリジナルギター3 サイド16:ネックーサイド嵌合幅・仕込み角とサドル位置調整 [original guitar3]

 

ネックーサイド嵌合部の幅を広げます。設計値はネック幅で56mmですが、57.3mmまでしないとネックが入りません。ネックをギリギリまで削ります。

 

ネック幅とサイド開口部幅、高さを削り、ネックがやっと入りました。

ネック仕込み角とサドル位置の高さを調整します。下の枠の合計から上の枠の合計を引くと、サドル高は4.5mmになります。

・ネックが中心に対して、テール位置で8mm左(高音側)を向いています。Somogyiは、ギターの中心線を高音側に3mm向くように角度をつけると言っています。同じように調整しました。

・開口部左隙間が1mm程度多いので、ネック取り付け面の左右のバランスをとりました。

 

ダブルサイド貼り合わせたときの隙間(バック側、トップ側)をエポキシ系接着剤で埋めて、修正しました。

 
 

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オリジナルギター3 サイド15:厚さ調整 [original guitar3]

ネックブロックの接着終了後、サイド厚さ調整を行います。サイドロワーボウトに傷を作ってしまったため、ロワーボウトの設計値を114m→110mmに変更しました。

ネック取り付け部側の写真です。

ネックを取り付け、トップの端材を使って、ネックブロックとトップの平面度の調整をします。ネックブロックとトップ接合面に1°の角度を付けます。

この時点で

・ネック嵌合部 100mm 設計値:95mm

・ロワーボウト最大 110mm 設計値:114mm

・テールエンド 110mm 設計値:114mm

です。

 

 

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オリジナルギター3 サイド14:ネック取付け部整形 [original guitar3]

ネックブロックをサイドに接着後、ネックを取り付ける部分の余分なサイド材を取り除きます。縦方向は精密のこを使って切っていきますが、横方向のカット方法が問題です。何度もカッターで切れ目を入れて折ります。

最終的に表面にでるため、幅方向、高さ方向ともネックとの寸法微調整を慎重に行います。ネックブロック上面とサイドのトップ接着面との平面度を確認します。この2つは面一になっている必要があります。サイドのテールブロックを8mm削る必要があります。

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オリジナルギター3 サイド13:ネックブロック接着 [original guitar3]

ネックとネックブロック嵌合調整が終了した後、サイドに貼り付けます。

1.ネックブロックの前面(サイドに接着する面)に基準面を作ります。ボディに向かって、深さ方向20mmで揃えます。

2.サイド側:突き合わせる面がきついので0.5mm程度削る。

3.サイド木目を合わせるように、トップ側の厚み調整、その後バック側の厚み調整を行います。トップ側はネックで70%位隠れるためシビアでなくて良いです。

4.ネック取り付け面とサイド接着面の平行度を確認します。

5.ネックブロック中心とテールブロック中心を確認します。

6.仮止めを行い、接着する工程を決めます。

①サイドとモールドの間にシートを挟む。

②サイドの周囲に引いた20mmの白線にモールドを合わせる。

③木目のズレがないようにモールドのヒンジを留める。

④Fクランプでサイドとモールドを留める。

ネックブロックをあて、

⑤右側真ん中からFクランプで留める。

⑥左側真ん中を留める。

⑦右側下側を留める。

⑧真ん中下側を留める。ネックブロックからサイド板が少しはがれているのを留める。⑨左側下側を留める。

⑩右側上を留める。

⑪左側上を留める。

7.ネックブロックの接着位置をサイドにシャーペンで印をつけます。

8.タイトボンドをネックブロックに塗り、サイドに書いた印に合わせます。

9.仮止めで決めた工程を繰り返し、固定し、一昼夜置きます。

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オリジナルギター3 ネック15:ヘッド板製作&接着 [original guitar3]

ヘッド部の厚さは、14.6~8mmにします。これはペグ・チューナーのキャパシティの上限16mmに合わせるためです。

ヘッド板は、バックの端材を使って作りました。厚さは2.5mm。木材に直接書くとどうしてもチューナ取り付け穴の中心がズレてしまうため、中心を決めるために、設計図をコピーして貼り付けてあります。完成で16mmとすると、あと1mm程削る必要があります。

ヘッド板をタイトボンドで接着します。隙間ができないようにクランプをできるだけ使って押さえています。

接着後、ヘッド部の外形を整えます。

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オリジナルギター3 ネック14:外形精密削り [original guitar3]

ヒール部加工を行い、幅方向を14フレットで58.5mm ネック端で59.7mmまで削りました。

ネックは厚さだけを出して、握り形状に加工するのは、フレットボードを接着した後です。

フレットボード部の厚さ、幅加工を行い、ここまで寸法を出しました。

 

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オリジナルギター3 ネック13:取り付け穴&ネックブロック側穴開け [original guitar3]

今回のネック取付構造はかなり攻めたモノにしました。オリジナルギター3のハイライトの1つです。ネックブロックはギターの各部分が集合する場所で、ここを如何にうまく作るかがギター製作の重要なポイントの1つになります。同時に様々な制約を受け、複雑になりがちですが、ネックとボディ(ネックブロック)の接続を1面の接触だけでできるようにシンプルな構造にしました。ネックがトップやサイドへ接触していないのが特徴です。この構造は、チルトネックの検討が生きています。

写真に写っているビス&ナットは家具等の留めに使われるバレルナット(ジョイントコネクター)というものです。

バレルナットは上図にあるように、90°にクロスするビス用のナットが丸棒の中心に開けられています。ビスの角度が変わってもナット側が回転するため、常に垂直にビスを留めることができます。

ネック取り付け穴&ネックブロック 穴開けを同時に行います。穴開けは、すべてのネックとネックブロック部品が出そろった(組立工作が終了した)段階で行います。まず、ネックブロックとの嵌合性を確認します。

ネックと合わせて取り付け角度を1°になっていることを確認します。

次に、ネックブロック内側に中心線を引き、穴の中心に印をつけ、Φ2.5ビットで中心穴を開けます。

ネックと合わせて、ネックブロック側からΦ2.5ビットで中心穴を開けることで、ネック側にΦ2.5で中心が写ります。さらに、ネック側の中心位置から同じ高さにΦ10のバレルナットの中心を決め、両側からΦ2.5で中心穴を開けます。 

ネックブロック側にはΦ7.5で取付用貫通穴を開けます。

ネック側にバレルナット用ビスの穴Φ7.5を開けます。

ネック側にバレルナット穴Φ10を両側から貫通させます。両側から行うことにより左右のずれを確認できます。

バレルナットとビスを入れて、動きを確認します。

穴あけ終了です。ネック幅方向の隙間補正板は必要なさそうです。

 

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オリジナルギター3 フィンガーボード4:貼り付け前の微調整 [original guitar3]

ネックに仮付けし、貼り付け前の微調整を行います。ナット取り付け面を均します。スケール長は0フレット~サドル間で決まっているので、ナットとしっかり密着させます。

フレットボードエンドは、円形に均します。

幅調整は、0フレットで45mm、14フレットで58mmまで削ります。最終調整は、ネックに接着した後に行います。

最後に接着のシミュレーションを行います。この時点では、表面の曲率加工はしていません。

 

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オリジナルギター3 ネック12:トラスロッド&カーボンロッド組み込み [original guitar3]

トラスロッド組み込み&カーボンロッド組み込み準備を行います。トラスロッド溝を貫通させて、溝の深さ調整&清掃を行います。

トラスロッド調整ネジ部にエポキシ接着剤が入り込まないように、なおかつ、フレットボード接着後、マスキングがすぐとれるようにします。

フィンガーボードとネックの間にポリエチレンシートを入れて、接着します。接着には、木材、カーボングラファイト、金属と異種材料なので、エポキシ系接着剤を使います。

トラスロッド&補強カーボンロッド埋め込み確認を確認します。隙間には接着剤を入れ埋めます。

 

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オリジナルギター3 ネック11:ネックブロック嵌合調整 [original guitar3]

ネックの取り付け方法を新しいものにしました。この方法では出来上がってからのネック取り外しは簡単ですが、ネックとボディ側のネックブロックネックとの嵌合微調整がシビアです。ある程度の隙間は開けなければならないし、削り過ぎたらやり直しが効かないし、幅方向の調整がかなり大変でした。

・ネックブロック:高さ調整  84mm

・ネック:ボディ方向の深さ 21mm

・ネック:フレットボードボディ食い込み部下の厚さ 17.5mm

・ネック:ネックブロック取り付け面に1°の傾斜を付ける。

ネックブロックとネックを仮付けしてみました。今回のネック取り付け方法はこんな風になります。

サイド(端材で仮合わせ)との完成イメージです。

 

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オリジナルギター3 ネック10:外形中削り [original guitar3]

1.フレットボード部幅方向の外形ラインが薄れたので、もう一度書き、0フレット幅を46mm、ネックブロック幅を60mmまでサンディングし整えます。

2.フレットボード部の厚さを18mmにする(フレットボードは5.5mmの厚さなので、0フレット位置では最終的にあと3mm削る必要がある)。

3.ヒール部(握り部分とヒールを繋ぐ部分)の形状を整えます。

4.ネックブロック幅を14フレットで59mm、それよりボディ側で59.5m幅にする。(ネック取り付け穴を開けるため、ネックの14フレットからエンドまで平行にしておく。)

5.ヘッドとネックの繋がりを整える。ヘッド厚は16.5mm(最終厚さは14mm、天板2mmを加えて、ヘッド全体の厚さは16mm)

 

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オリジナルギター3 サイド12:テールブロック接着 [original guitar3]

テール側、ヒール側の左右幅方向の木目を合わせた後、トップ、バック側のエッジを平面にします。


テールブロックは幅65mm、ライニング幅6mmに合わせて厚さをテーパーします。貼り付け面は20"のサンディングブロックでサンディングしてテールエンドに合わせて曲率をつけ、接着します。


テールブロック接着状態確認をします。


ここでサイドは、一先ずできあがったので、ネックとネックブロックの取り付け工程に移っていきます。


ダブルレイヤーサイドの貼り付けから、1週間程度かかりました。

 

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オリジナルギター3 サイド11:ダブルレイヤーサイド組立前整形2 [original guitar3]

モールドトップ側とダブルサイドのトップ側20mmにラインを引き、高さがズレないようにモールドを固定しました。

ヒール側とテール側の「左右の模様を合わせること」と「密着面の接合具合(隙間)」を確認しながら微調整していきます。全体に斜めのひずみが発生しないようにするため、必ずテール側とヒール(ネックブロック)側を交互に行います。

 

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