オリジナルギター3 voicing8:top+side out mold after glued [voicing]
トップを接着後、モールドから外し、ボディ形状でボイシングし、オリジナルギター2と比較しながら削っていきます。主にモノポール、参考程度にロングダイポール、クロスダイポールを見ていきます。
#1:前の状態から分かっていましたが、やや硬めです。
#2:フィンガーブレースとトーンブレースの全体を低くします。Xブレースのロワーボウト部とアッパーボウト部との繋ぎ目を薄くしていきます。ここがかなり効きました。タッピングポイントは、longはブリッジとテールの真ん中、cross-highはクロスダイポールの中心:高音側、cross-lowはクロスダイポールの中心:低音側です。
表にはこれらをまとめて表示しています。
#3:トップのネック取り付け部を開口し、Xブレース、トランスバースブレースエッジをライニングに完全に固定しました。クロス方向の剛性がわずかに上がってます。
次のステップとして、再びバックをスプールクランプで留めて最終状態を予測します。接着はしないので、後からブレースを削ることも可能です。
<<<<<ボイシングの流れ>>>>>
・(板の状態)
1.トップ(ギター外形加工後、ロゼッタ、サウンドホール加工前)
2.トップ(ギター外形加工後、ロゼッタ、サウンドホール加工後)
4.ブレース付きトップ(ブレースラフカット接着後、スキャロップする。)
5.ブレース付きバック(ブレースラフカット接着後、スキャロップする。)
・(モールドに入れ最終結果を予測)
サイドをモールドに入れ、クランプでトップを押さえつけてタッピングする。
7.top+side+back in mold で最終結果を予測
・(トップを接着後、ボディ形状での最終結果を予測)
8.top+side out mold after glued
9.top+side+back in mold after top-glued
トップとサイドを接着後、モールドから出して行う。
10.(top+side+back taped out mold after top-glued)
バックをテープ止めして、最終結果を予測できるか?
・(トップとバックを接着後、ボディ形状での最終結果)
11.top+back+side out mold after top-back-glued no-bridge
12.top+back+side out mold after top-back-glued taped-bridge+pin
13.ヘルムホルツ周波数の調整
14.塗装後
15.ネック有り無し、ブリッジ接着