オリジナルギター3 voicing10:(top+side+<<<<<taped back>>>>> out mold after top-glued) [voicing]
top+side+taped back out mold after top-glued
ここで新しいボイシング方法(バックをテープで貼ってボイシングができるか?)
を試してみます。brianburnsguitars さんがクラシックギターで行っているボイシング方法です。興味のある方はPDFファイルをダウンロードして読んでみてください。正確に予想できるようです。
上の写真にあるようにバックをテープで留めてボイシングします。これで行うことができるのはちょっと驚きです。接着とは明らかに接合状態が異なるので、テープで貼るやり方は考えませんでした。これでうまくいけば最終値を正確に予測できますが、クランプ留めで行った時もクランプの締めが弱いとうまくいかなかったので、ダメもとで試してみます。
タッピングポイントのlongはブリッジとテールの真ん中、cross-highはクロスダイポールの中心:高音側、cross-lowはクロスダイポールの中心:低音側です。
予測では、トップモノポールが195Hzになるはずですが、181Hzです。テープ1重では、低すぎ、テープを2重にしました。やはり、予想通りテープで押し付けるだけでは、弱すぎて不安定です。brianburnsguitars さんはうまくいっているのに、何故うまくいかないのか? クラシックギターのバックに比べてアコースティックは重いからではないかと考えています。テープ留めに何か工夫があるのでしょうか?
クランプした方がトップモノポールは低く出ますが、安定します。
<<<<<ボイシングの流れ>>>>>
・(板の状態)
1.トップ(ギター外形加工後、ロゼッタ、サウンドホール加工前)
2.トップ(ギター外形加工後、ロゼッタ、サウンドホール加工後)
4.ブレース付きトップ(ブレースラフカット接着後、スキャロップする。)
5.ブレース付きバック(ブレースラフカット接着後、スキャロップする。)
・(モールドに入れ最終結果を予測)
サイドをモールドに入れ、クランプでトップを押さえつけてタッピングする。
7.top+side+back in mold で最終結果を予測
・(トップを接着後、ボディ形状で最終結果を予測)
8.top+side out mold after glued
トップとサイドを接着後、モールドから出して行う。
9.top+side+back in mold after top-glued
10.(top+side+back taped out mold after top-glued)
バックをテープ止めして、最終結果を予測できるか?
・(トップとバックを接着後、ボディ形状での最終結果)
11.top+back+side out mold after top-back-glued no-bridge
12.top+back+side out mold after top-back-glued taped-bridge+pin
13.ヘルムホルツ周波数の調整
14.塗装後
15.ネック有り無し、ブリッジ接着