バックをテープで貼ってVoicingができるか? [voicing]
この記事に、voicing 時にバックをテープで留めて行うことで、ほぼ接着に近い(完成)状態で特性が測れるということが載っています。
Brianburns guitarsのFinal Voicing Notes.pdf(PDF資料) によると
バックなし:Air x Mono 203 Dipole 260 Tripole 364 Hz
バックテープ:Air 100 Mono 223 Dipole 244 Tripole 355 Hz
バック接着 :Air 100 Mono 223 Dipole 236 Tripole 349 Hz
になるそうです。
各共振周波数の説明は、ここを見てください。
バックをテープで貼って行うことができるのはちょっと驚きです。接着状態とは明らかに密着状態が異なると考えていたので、テープで貼るやり方は考えていませんでした。
今、私がやっているやり方は、トップを接着後、モールドを付けた状態でクランパーでバックを留めるやり方なので、完成時に比べて、サイドの重量がかなり重たい状態でボイシングをして、完成状態を予想しています。
サイドに周囲を留めることができるので、板単体での振動パターよりは、はるかに最終形に近いので、共振周波数の全体を予想することができます。
このやり方の欠点は、
1.トップのモノポール周波数は、ブリッジ接着後の完成状態に比べてかなり低い周波数(40Hzほど低い)になります。
2.モノポール周波数は単純に低くなるだけなので、完成状態を予想することはできますが、ダイポール、トリポール等の周波数がどうなるかはよくわからない。
3.クランパーを24個の脱着に時間がかかります。なかなか根気のいる単純作業です。
4.ギターのボディシェイプや重さが変わるとデータは使えない。
ということがあります。
brianburns guitarsが行っている「バックをテープで貼る」ボイシング方法ができれば、何度でもボイシングをやり直すことが可能になります。テープなのでその重さを無視でき、共振周波数を正確に予想できることになります。
今までの経験では、テープを留めるだけで接着状態と同じように固定できるような気がしません。つまり、テープで押し付けているだけなので、接着に比べてどうしても緩む部分があり、その結果として、周波数が低く出てしまうのではないかと考えています。
確認できることなので、次のギター製作工程で試してみます。
Brianburns guitarsのFinal Voicing Notes.pdf(PDF資料) によると
バックなし:Air x Mono 203 Dipole 260 Tripole 364 Hz
バックテープ:Air 100 Mono 223 Dipole 244 Tripole 355 Hz
バック接着 :Air 100 Mono 223 Dipole 236 Tripole 349 Hz
になるそうです。
各共振周波数の説明は、ここを見てください。
バックをテープで貼って行うことができるのはちょっと驚きです。接着状態とは明らかに密着状態が異なると考えていたので、テープで貼るやり方は考えていませんでした。
今、私がやっているやり方は、トップを接着後、モールドを付けた状態でクランパーでバックを留めるやり方なので、完成時に比べて、サイドの重量がかなり重たい状態でボイシングをして、完成状態を予想しています。
サイドに周囲を留めることができるので、板単体での振動パターよりは、はるかに最終形に近いので、共振周波数の全体を予想することができます。
このやり方の欠点は、
1.トップのモノポール周波数は、ブリッジ接着後の完成状態に比べてかなり低い周波数(40Hzほど低い)になります。
2.モノポール周波数は単純に低くなるだけなので、完成状態を予想することはできますが、ダイポール、トリポール等の周波数がどうなるかはよくわからない。
3.クランパーを24個の脱着に時間がかかります。なかなか根気のいる単純作業です。
4.ギターのボディシェイプや重さが変わるとデータは使えない。
ということがあります。
brianburns guitarsが行っている「バックをテープで貼る」ボイシング方法ができれば、何度でもボイシングをやり直すことが可能になります。テープなのでその重さを無視でき、共振周波数を正確に予想できることになります。
今までの経験では、テープを留めるだけで接着状態と同じように固定できるような気がしません。つまり、テープで押し付けているだけなので、接着に比べてどうしても緩む部分があり、その結果として、周波数が低く出てしまうのではないかと考えています。
確認できることなので、次のギター製作工程で試してみます。