オリジナルギター3ー2:構想;ダブルレイヤーサイド [original guitar3]
オリジナルギター2の時に挙げたJeff Traugott, Bourgeois, Somogyi は素晴らしいので、やはり、その音質を目指します。
そこで、「ピアノトーン」といわれる低音の落ち着いた響きのある音を再現させるために、ダブルレイヤーサイド構造を導入することを考えています。元々はクラシックギターで使われていた技術で、音量を稼ぐための技術だと思います。例えば、このブログにもダブルサイドのギターの特長が紹介されています。
トップからバックへの音の伝わり方は、ボディの中の空気によるものとサイドから伝わるものがあります。このサイドの振動を少なくして、トップとバックによる振動を空気による伝達だけにして、太鼓のようにするということだと思います。
サイドが固定される(重くなる)わけですから、トップの振動する面積が増えて、モノポールが低くなり、音量がアップするといわれています。
Somogyiの著書の中でダブルレイヤーサイドは、
・内側はイーストインディアンローズウッドまたはライトウッドのメープル
・剛性が高い
・サイドの亀裂が起きにくくなる
・局所的な凹凸がなくなる
・作業に時間がかかるためエポキシ系接着剤を使用している
と言っています。
フルヤギター工房でも製作しています。
「音を力強く前へ押し出してくれて、一音一音が明瞭ではっきりと聞き取れ、レスポンスに優れる」ということです。
アストリアスギターもダブルサイドのクラシックギターを出しています。
TFG-CRAFTもダブルサイドのギターを製作しています。
実際には、2枚のサイドの間に、接着ズレを補償するために、薄いべニアや和紙などの基材を挟んで接着するので、3層構造になります。
これらを参考にして、
・外側は、インディアンローズウッド(既に購入済み)
・内側は、メイプル(構造的に柔らかく加工しやすい)
・内側と外側の間の基材は和紙
・エポキシ系接着剤
で組み立てることにします。
そこで、「ピアノトーン」といわれる低音の落ち着いた響きのある音を再現させるために、ダブルレイヤーサイド構造を導入することを考えています。元々はクラシックギターで使われていた技術で、音量を稼ぐための技術だと思います。例えば、このブログにもダブルサイドのギターの特長が紹介されています。
トップからバックへの音の伝わり方は、ボディの中の空気によるものとサイドから伝わるものがあります。このサイドの振動を少なくして、トップとバックによる振動を空気による伝達だけにして、太鼓のようにするということだと思います。
サイドが固定される(重くなる)わけですから、トップの振動する面積が増えて、モノポールが低くなり、音量がアップするといわれています。
Somogyiの著書の中でダブルレイヤーサイドは、
・内側はイーストインディアンローズウッドまたはライトウッドのメープル
・剛性が高い
・サイドの亀裂が起きにくくなる
・局所的な凹凸がなくなる
・作業に時間がかかるためエポキシ系接着剤を使用している
と言っています。
フルヤギター工房でも製作しています。
「音を力強く前へ押し出してくれて、一音一音が明瞭ではっきりと聞き取れ、レスポンスに優れる」ということです。
アストリアスギターもダブルサイドのクラシックギターを出しています。
TFG-CRAFTもダブルサイドのギターを製作しています。
実際には、2枚のサイドの間に、接着ズレを補償するために、薄いべニアや和紙などの基材を挟んで接着するので、3層構造になります。
これらを参考にして、
・外側は、インディアンローズウッド(既に購入済み)
・内側は、メイプル(構造的に柔らかく加工しやすい)
・内側と外側の間の基材は和紙
・エポキシ系接着剤
で組み立てることにします。