ブリッジ接着 [woodwork]
ブリッジを接着するのは、組み立ての最後の工程です。
この後、ナット、サドルの高さ調整を行い、弦を張り、最終的に弦高調整をします。
ブリッジ接着には、ブリッジプレート押さえ治具とブリッジ押さえ治具を使います。
ブリッジの凹凸を2mmのコルクを左右5枚、真ん中1枚重ねて貼ることで吸収します。これはサウンドホールからのCクランプを1個で済むようにする治具です。これがないとCクランプを3つ使用しなければなりません。真ん中と左右の高さ微調整は、ギター(ブリッジ)毎コルク材で行います。
Xブレースやフィンガーブレースを避けてブリッジプレートにあたるようにします。
サウンドホールからの出し入れを可能にするため、サウンドホールより小さくします。
ブリッジ接着位置は塗装マスキングしてあるので、マスキングテープを剥がし、接着面をサンディングします。この時に周辺に傷がつきやすいので注意します。タイトボンドを塗って、2つの治具とCクランプを使って貼り付けます。コルクとタイトボンドが接着しないように、間にマスキングテープを挟んだ方が良いかもしれません。