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Z-Poxy 目止め材 [finish]

ローズウッド系木材の導管を埋め、表面を平滑にします。

2液性のエポキシ系樹脂材料で接着剤に似ています。30分で硬化し始めます。5分硬化品もありますが、作業スピードから30分のものを使用しました。

このブログによると「Z-POXYの合成樹脂系は、乾燥性、作業性、目止効果、耐久性、耐水性、付着性の内、乾燥性を除けば、全て一番優れている」らしいです。

たぶん、ここが一番安いと思います。勿論アマゾンでも売っています。

マホガニー系の木材も木管が多いものもありますが、ネックはこれを使わなくても埋まりました。

オリジナルギター2では、ローズウッドの目止めは、水性ウレタンサンディングシーラーの多層塗りで何とかなるかと思いましたが、導管は完全には埋まりませんでした。

Z-POXYを使った仕上げの品質は、程度問題で3回やる人から、大変なので1回でやめてしまう人もいます。勿論、私も1回です。

1回で済まそうとするならば、下地をしっかりとサンディングしておく必要があります。#120でキズ取りを行い、#240、#400で徐々に仕上げていきます。

Z-Poxyのあと.JPG
一番の問題は、塗った後の”剥がし”が大変なことです。スクレイバーで削ってからやすりで均すのが良いようです。剥がし残しがないようにしっかりとサンディングしておく必要があります。

ローズウッドのバックとサイドに使う1台分の使用量は、塗る量にもよりますが、10ml/1液 ですみます。1セットで10台分くらいあります。

塗るのは、少し硬めのへらで伸ばしていきます。15分くらいで塗り終わります。

1昼夜おいてから、削ります。

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