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バック・サイド材の購入2(2022.7) [woods]

トップ材と同様に、バック材を購入する前に考えなければならないことは「厚さ」をどうするかということです。

標準では4.0mmで売られていますが、自分で削るのが結構大変なので、適当な厚さまで削って購入する方法を取っています。
オリジナルギター1 アフリカンマホガニー.JPG
オリジナルギター1のアフリカンマホガニーの最終厚さは2.5mmでした。当時は良く分からず、この値は適当です。
オリジナルギター2 インディアンローズウッド.JPG
オリジナルギター2のインディアンローズウッドは、最終厚さは2.3mmでした。これは、Gore&Giletの厚さ決定法でやってみた結果です。この本に載っています。

木材の購入先は、アイチ木材加工大和マークです。

心配な人は、バックはインディアンローズウッドは2.8mm、その他は3.0mmで購入すれば良いと思います。

サイドは、さらに薄く、インディアンローズウッドは2.5mm、その他は2.8mmで購入すれば良いと思います。

サイドは、厚すぎるとベンディング(曲げる)のに苦労します。

ちなみに、今入手できる材料を調べました。

・アフリカンマホガニー 0.5万円
・メイプル 0.7万円
・インディアンローズウッド 1.0万円
・ホンジュラスローズウッド 2.8万円
・マダガスカルローズウッド 4.1万円

この他 ウォールナット、オバンコール、ゼブラウッド、グラナディーロ、ジリコートなどローズウッドの代替品があります。ブラジリアンローズウッド、ホンジュラスマホガニーは入手が難しそうです。

2017年1月よりすべてのローズウッドがワシントン条約の規制対象となり、ローズウッドの代替材が流行り始めましたが、2018年8月の会議で、ハカランダ(ブラジリアン・ローズウッド)を除くローズウッド種は、楽器として輸出される場合は規制の対象とならないことになりました。

1年半での変更は、ローズウッド材が規制対象にされてしまったので、音楽業界が反対したのでしょうか。「10kg以下はよい」という記載があるので、使用量が少ないと良いのでしょう。気になる人は、経産省ホームページを参照してください。

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