バックブレースをスキャロップする。 [woodwork]
バックブレースをどんな手順でスキャロップするかを載せておきます。
バックも、どのブレースも均等に削っていきます。
第1ブレースは、スキャロップしません。角材のまま補強材として使います。
第2ブレースは、左右とも中心より65mmからスキャロップを始め、最後の15mmは、一定の2mmの厚さにします。
次にラジアルブレースを中心(50mm)から両側に落として、山型にします。
第3ブレースの中央の平らな部分は約100mmの長さで、高さは約13mm、両脇は高さ20mmです。最終的なチューニングが必要な場合は、ギターが完成した後、フィンガープレーンまたは研磨紙を使用してこの高さを減らすことで行います。
ラジアルブレースは、2回目の測定で最終形にしておきます。ラジアルブレースは周波数を調整するというより、モノポール周波数を安定する目的で貼るので、調整する前に最終形にしておきます。
周波数は、第2、第3ブレースの山型の側面を削ることで調整します。
共振周波数の中で4番目が最大ピークで240Hzになるように進めます。
何番目かが不確かなので、勿論タッピングしてみて、そのサスティーンを聞きます。
ボーン、ボーンという感じで鳴ってくれば、完成が近いです。
トップと同様に板の状態では、攻めません。削り過ぎは取り返しがつきません。