SSブログ

バックブレースをスキャロップする。 [woodwork]

バックブレーススキャロップ完成.JPG

バックブレースをどんな手順でスキャロップするかを載せておきます。

バックも、どのブレースも均等に削っていきます。

第1ブレースは、スキャロップしません。角材のまま補強材として使います。

第2ブレースは、左右とも中心より65mmからスキャロップを始め、最後の15mmは、一定の2mmの厚さにします。

次にラジアルブレースを中心(50mm)から両側に落として、山型にします。
第3ブレースの中央の平らな部分は約100mmの長さで、高さは約13mm、両脇は高さ20mmです。最終的なチューニングが必要な場合は、ギターが完成した後、フィンガープレーンまたは研磨紙を使用してこの高さを減らすことで行います。

ラジアルブレースは、2回目の測定で最終形にしておきます。ラジアルブレースは周波数を調整するというより、モノポール周波数を安定する目的で貼るので、調整する前に最終形にしておきます。

周波数は、第2、第3ブレースの山型の側面を削ることで調整します。

バック共振周波数.jpg

共振周波数の中で4番目が最大ピークで240Hzになるように進めます。

何番目かが不確かなので、勿論タッピングしてみて、そのサスティーンを聞きます。

ボーン、ボーンという感じで鳴ってくれば、完成が近いです。

トップと同様に板の状態では、攻めません。削り過ぎは取り返しがつきません。



nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。