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ヘッドの重さで音は変わるか? [theories]

重いペグでヘッドの振動を抑えると、振動はブリッジに伝わって、サスティーンが長くなり、倍音は少なくなる。軽いペグはヘッドがより大きく振動して倍音が良く出る。

ペグチューナーの重さについて良く言われることですが、本当にそうでしょうか?

デジマートの記事で、ヘッドに重しを付けるとギターの音は変わるか?という特集がありましたので載せておきますが、音は変わっているような気がしますが、エレキだし、アコギとは影響が違うと思いますが、そんなことよりマイク切替や別の要素で音をかえることができるのではないかと思ってしまいます。

どういう理由でそうなるのでしょうか?

アコギの場合、ペグチューナーの差でロトマチックタイプ(SGS510Z)は220g 、クルーソンタイプ(SD90)142g で80gの差がありますが、それがどの程度の差が出るか、実感もありませんし、疑問です。

アコギの場合、ボディの影響が大きいと思います。もう少し調査が必要です。

と思って調べだしたら、直ぐに答えがありました。

Headstock weight - for "better" or "worse"?

アラン・カルースという有名なルシアが、投稿しています。掻い摘んで言うと、「アコースティックギターは、ネックの振動モードは65Hzあたり(ナットが節になるのでそこを押さえれば、そのギターのネック振動モードが測定できる。私のギターでは64Hzと62Hzでした。)にあるので、ヘルムホルツ周波数(80~100Hz位)とは離れているので、ヘッドの重さの影響はほとんどない。但し、フラメンコギターのようにネックが軽い場合は、周波数が高くなり、ヘルムホルツ周波数と結合する場合は影響がでてくることがある。」ということです。詳細は記事を読んでください。

<今日のポリシー>
本に書いてあったり、ネットで出てくるギターの定説は疑ってみる必要がある。

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