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オリジナルギター2-8 構想:トップ、バックに曲率をつける意味 [original guitar2]

トップは平面 バックはわずかに曲率をつける様に考えています。

経年変化で凹凸形状が変化するのを防ぐため軽い曲率を付けることが、一般的に行われています。

Somogyiの本 の中では、
・その面が平坦である場合よりも、より強く、より堅くそしてより安定した(すなわち、よりゆがみにくい)面を作成する。
・良い音を出すために、より軽量でより薄いトップを構成できるが、それが決定要因になる可能性は低い。
というようなことが書かれており、音に関して曲率を付けることにそれほど積極的ではありません。

トップの曲率を付けることは、少し曲げることで剛性が高まり、「より軽量でより薄いトップを構成できる」のでしょう。弦の張力により、ブリッジ後端が浮き上がるのを防止するには有効かもしれません。しかし、ネック取り付け角度がトップの曲率に左右され、複雑になるので基本的に採用しません。
 
バックは、オリジナルギター1では曲率をつけるつもりでしたが、サイドとバックの接着時の隙間をなくすことがうまくいかず平面になってしまいました。オリジナルギター2では、耐久性という意味からこれをやってみようと考えています。

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