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トラスロッドとカーボンファイバーロッド [parts]

ネックの補強にトラスロッドとその両脇にカーボンファイバーロッドを組み込んでいます。

トラスロッドは、ONE-WAYタイプで、アルミ製です。何種類がありますが、詳しい違いが知りたい人は、このサイトが分かりやすいです。

カーボンファイバーロッド 630X9.5X3.2厚mmは、半分に切って使用します。切るにはカナノコが必要です。

さて、この2つをネックに仕込むことにどういう意味があるのでしょうか。

カーボンファイバーロッドを入れるということは、ネックのねじれを防ぎ、順ぞりをなくすことです。トラスロッドとカーボンファイバーロッドを入れることで、ほぼ順ぞりはなくなります。

何が残っているかというと、元起き(弦の張力でボディの弱いところが歪む)です。

カーボンロッドの機能は順ぞりをなくすことです。トラスロッドの調整機能も順ぞりをなくすことですが元起きも合わせて補正してしまいます。

トラスロッドは、組み込む時にフリーな状態(ネジが緩々)で仕込みます。

ギターが完成してから弦をチューニングして、張ったり、緩めたりを繰り返して、ある程度馴染んだところで、弦をチューニングします。

その状態から1回転ほどペグチューナーを緩めたところで、トラスロッドを固定します(ネジが緩々から締まった状態にする)。ネジを固定する時には、ネックはほとんど曲がっていないので、あまり締めこまないことが重要です。

普段は一日の終わりに終わったら弾き終わったら、ペグチューナーを1回転緩めておきます。

以上が私のやり方です。


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