オリジナルギター1-22 バックを接着 [original guitar1]
ボイシングを終えたバック側です。ブレースを貼った直後から比べると高さが半分以下になっています。いよいよバックを接着します。もう大きな変更はできません。
ロワーボウトにパッチが貼ってありますが、これは10年くらいブレースを貼った板のままであったので、木目方向に割れ目ができたための修正です。マホガニーはローズウッドに比べて脆いと思います。
今見るとマリッジストリップ(センターにある補強材)の木目方向が90°違いますね。バックの木目とクロスする方向でないと補強になりませんね。
サイドに乗せて隙間を見ています。当初、凸構造にしようと思っていましたが、ボイシングでブレースを削っていくうちに、バックが平らになってきて凸構造は諦めました。サイドを加工し、できるだけ隙間をなくしました。
トップ接着と同じようにスプールクランプだけでなく、モールド作成時の端材を2枚貼り合わせた板(ギターのボディの形をしている)で全面を押さえています。
これでバック接着ができました。ボディとしては完成です。