オリジナルギター1-19 ボイシング5 [original guitar1]
前回の結果より、トップもバックもどこまで削るか、削りすぎかどうかを考えています。
・トップモノポールが低すぎるか?
・87Hzではヘルムホルツ周波数が低すぎるか?
サイド補強(ライニング補強、サイド内側割れ止めを10個追加)しています。
これにより、サイドの剛性が上がったため、トップモノポール周波数が11Hz下がっている。
ロングダイポールは、360Hzになり、バックダイポールに重なっていると考えられる。
バックのダイポールをトップの共振周波数の間に入れるために30Hz下げようと、バック全体を0.1mm程度薄くしたが、変化なし。第1ブレース、第2ブレースを削る。
ここで、問題発生!
特にtop+side+back in moldにした時、400Hz付近の周波数がうまくでないことから、モールドを置いていたworkbenchを外すと、400Hz付近の様子が違ったことからわかった。workbench の周波数特性ピークが400Hzで共振することが分かった。workbenchが共振して、周波数特性に影響していたようです。
第3ブレース、第4ブレースを交互に削り、測定環境を変えて、バック側(下)に何も置かないようにしてにして、再測定した。
top+side in mold の測定結果。トップのモノポール周波数は118Hzで+70Hzすると最終形になると仮定して進めていた。最終モノポールは188Hzと予想。これは異なる2か所のタッピングポイントの写真です。上側はcenterでは、ロングダイポールが2種(398,441))出ています。下側は高音側のクロスダイポールが出やすい点で、2種類(298,313)出ています。クロスダイポールの出方が違うのが分かります。また、タッピングポイントを中心からずらすとトリポール(476Hz)が出ているのが分かります。叩く場所によって、周波数特性が違ってきます。
さらにここで、ブリッジ相当の重さ28gを貼り付けるとモノポールが103Hzまで下がった。最終は173Hzと予想できる。
トップ単体では、231Hz、バック単体は262Hz となり、剛性が下がってきたのが分かります。
トップはやや削りすぎた感じがしているので、トップを接着して次のステップに進む。
<まとめ>
1.サイド補強(ライニング補強、サイド内側割れ止めを10個追加)で剛性が上がったため、トップモノポール周波数が11Hz下がった。叩く場所(centerとcross dipole の出やすい場所)によって、周波数特性は違う。実際は(弦からの振動は)、これが合成された周波数特性になっていると思います。
2.バックモノポールは、板単体でピーク周波数が下がっている(剛性は下がっている)が、それほど下がらない。
workbench の周波数特性ピークが400Hzで共振することが分かった。workbenchが共振して、周波数特性に影響していた。ボイシングの時は対象の下に物を置かないようにしましょう。
・トップモノポールが低すぎるか?
・87Hzではヘルムホルツ周波数が低すぎるか?
サイド補強(ライニング補強、サイド内側割れ止めを10個追加)しています。
これにより、サイドの剛性が上がったため、トップモノポール周波数が11Hz下がっている。
ロングダイポールは、360Hzになり、バックダイポールに重なっていると考えられる。
バックのダイポールをトップの共振周波数の間に入れるために30Hz下げようと、バック全体を0.1mm程度薄くしたが、変化なし。第1ブレース、第2ブレースを削る。
ここで、問題発生!
特にtop+side+back in moldにした時、400Hz付近の周波数がうまくでないことから、モールドを置いていたworkbenchを外すと、400Hz付近の様子が違ったことからわかった。workbench の周波数特性ピークが400Hzで共振することが分かった。workbenchが共振して、周波数特性に影響していたようです。
第3ブレース、第4ブレースを交互に削り、測定環境を変えて、バック側(下)に何も置かないようにしてにして、再測定した。
top+side in mold の測定結果。トップのモノポール周波数は118Hzで+70Hzすると最終形になると仮定して進めていた。最終モノポールは188Hzと予想。これは異なる2か所のタッピングポイントの写真です。上側はcenterでは、ロングダイポールが2種(398,441))出ています。下側は高音側のクロスダイポールが出やすい点で、2種類(298,313)出ています。クロスダイポールの出方が違うのが分かります。また、タッピングポイントを中心からずらすとトリポール(476Hz)が出ているのが分かります。叩く場所によって、周波数特性が違ってきます。
さらにここで、ブリッジ相当の重さ28gを貼り付けるとモノポールが103Hzまで下がった。最終は173Hzと予想できる。
トップ単体では、231Hz、バック単体は262Hz となり、剛性が下がってきたのが分かります。
トップはやや削りすぎた感じがしているので、トップを接着して次のステップに進む。
<まとめ>
1.サイド補強(ライニング補強、サイド内側割れ止めを10個追加)で剛性が上がったため、トップモノポール周波数が11Hz下がった。叩く場所(centerとcross dipole の出やすい場所)によって、周波数特性は違う。実際は(弦からの振動は)、これが合成された周波数特性になっていると思います。
2.バックモノポールは、板単体でピーク周波数が下がっている(剛性は下がっている)が、それほど下がらない。
workbench の周波数特性ピークが400Hzで共振することが分かった。workbenchが共振して、周波数特性に影響していた。ボイシングの時は対象の下に物を置かないようにしましょう。