オリジナルギター1-11 ヘッド組立 [original guitar1]
ヘッド形状はMartinとCollingsを参考にしました。少し違うのは、よりシャープにするために、0フレットからヘッド内40mmまでの幅を狭くし過ぎました。それによって、6弦ピン辺りで5弦とピンが干渉すれすれです。
この干渉を避けるために、ピン穴位置を方眼紙上で弦の干渉を検討しています。6弦を少しずらさないと干渉します。図は左右で違う位置になっています。で、1-3弦側を採用しました。この干渉は先に広がる形のMartinタイプの宿命で、全く意味がない苦労なので、次機種からはこの形状は取りません。
化粧板は、厚み2.2mmで、ヘッド形状に合わせて切断します。
ヘッドに化粧板を貼り付けます。隙間がないように注意します。
ネックヘッドの化粧板を貼り付け、ペグチューナー取付穴を開けます。ペグチューナーは、GOTOH SD90-06M-L3R3-Goldを使うことを考えて、Φ9で開けました。ブッシュを入れています。
しかし安定性を考えて、ロトマチックタイプ(ダイカストハウジングにギアとウォームを組み込み、密閉されている)がいいと思い、GOTOH SG301-20-L3+R3-Goldに変更しました。Φ10で開けなおしました。
直接、ドリルを化粧板に当てるとチッピングが発生。パテを作ってその部分を埋めました。