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木材の在庫 2022.5.1 [woods]

過去5台分の木材をストックがあり、今3台目を計画しているので、あと残りは2台分あります。木材は、購入後1年くらい保管しておいて、通常環境にさらして問題ないかを確認して使用しています。
15年前に比べて、木材の値段が高騰しています。また、入手性も悪くなっていますし、品質も落ちています。

トップ材
スプルース系は、アディロンダックに拘らなければ、まだ品質の良いものが入手できます。
シトカスプルース2Aは14年前に購入。3,700円でした。あと1セットはアディロンダックスプルースです。これは3年前に購入しました。11,400円でした。今は、ヨーロピアンスプルースかジャーマンスプルースの品質が良さそうです。

バック材
ローズウッド系もインディアンローズウッド以外は入手し難くなり、高価になりました。
ハカランダは入手不可能。ホンジュラスやマダガスカルローズウッドは30000円オーバー。
14年前に買ったホンジュラスマホガニーAは9,000円でした。

3台目はダブルサイドで、インディアンローズウッドにハードメイプルを貼り付ける予定でいます。これは材料云々というより構造的な話なので、詳細はそちらに載せます。

ネック材は、ホンジュラスマホガニーが導管が細かくて質が良いのですが、もう入手困難です。アフリカンマホガニーで代用します。音的には差がないと思います。塗装的にもそれほど差がないと思います。への字材しか使っていませんが、セドロ(一枚板からヘッド部材を斜めに切り出すやり方)ならあります。

フィンガーボード材
エボニーは特に品質が落ちています。フィンガーボードに使用するのですが、黒の中に白い筋が入っているものがほとんどです。フィンガーボードはもうエボニーは使えないかもしれません。リッチライト(richlite)というパルプとフェノール樹脂から作られる人工素材を試してみる価値はあります。乾燥時のフレット飛び出しやフレット打ち替え時の溝の痛みが少ないことも特徴だそうです。大和マークで購入できます。

ブリッジ材
これはローズウッド以外は使用しません。エボニーは重すぎます。

使用木材.jpg

1台目は、シトカスプルースとアフリカンマホガニー
2台目は、エンゲルマンスプルースとインディアンローズウッド
3台目は、エンゲルマンスプルースとインディアンローズウッドですが、ダブルサイドを取り入れて、ハードメイプルを裏に使います。
4台目は、アディロンダック+ホンジュラスローズ+ダブルサイドの組み合わせを予定しています。
5台目は、シトカスプルース+ホンジュラスマホガニーでcollingsライクなものを予定しています。

3台目を製作中ですが、あと2台分ストックしてあります。14年前と3年前に買ったものです。
6台目はどうするかは決めていません。

木材は時間がたてば入手できなくなり、高騰するので少し買っておこうかと考えています。

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