オリジナルギター4 Org.#1は何故アフリカンマホガニー? [original guitar4]
オリジナルギター1はアフリカンマホガニー(右3つがバック&サイド材、左はトップ材)で作りました。材料を購入したのは2008年頃です。スペックなどは深く考えずに、一台目なのでそれほどお金もかけずに、マホガニーの最も安いもの(Bクラスで、2,700円だった)を注文しました。どこからかの情報で曲げやすいと書いてありましたが、ローズウッドと比べると、マホガニーは脆く曲げにくいです。
「アフリカン」と「ホンジュラス」と「キューバン」の違い
アフリカンは、学術上はマホガニーではないのですが、見た目がとてもよく似ているので、“マホガニー”と呼ばれています。現在手に入るのはアフリカンマホガニーで、大和マークでもアイチ木材でもあるようです。
オリジナルギター4で使用予定のマホガニーは、ホンジュラスです。今ではなかなか手に入り難くなっています。2年前に購入したときには16,500円(ランク2A)でした。ネック材は4年前に3,700円(ランクA)でした。ネック材も今は市場にはありません。もともとはキューバンマホガニーの代替材として使われ始めたもので、後にワシントン条約で規制されるようになりました。
キューバンは、家具から木を切り出して作ったという記事もあります。19世紀にはなくなっています。各地で近年植林され伐採されたものもわずかに出てきたそうですが、新しいものはありません。Finewoodで売られていました。安いものでも40000円もします。
追伸
Finewoodにホンジュラスマホガニーのネック材があります。