オリジナルギター2:サウンドホール径による調整 [voicing]
ブリッジピンの重さ変更、強制振動テストによる音質の変化、周波数変化を確認してきましたが、依然として6弦3フレット:G(=98Hz)が詰まり気味です。この原因は、ヘルムホルツ周波数(=97.5Hz)と近いためです。サスティーンがなく、ボッボッといったように聞こえます。
ヘルムホルツ周波数はサウンドホールの直径に比例するので、ヘルムホルツ周波数をサウンドホールの大きさで制御できます。ギターがどう鳴っているか?を参照してください(10%位の範囲と考えてください。)。
サウンドホールカバーで等価的にサウンドホールの直径を小さくする(=ヘルムホルツ周波数が下がる)ことで、6弦G(=98Hz)より離そうと考えました。
100 → 91Hz になりました。
高調波(強制振動テストでは、3倍波である294Hzのサスティーンが伸びたため)ではなく、6弦G自体のサスティーンが長くなっています。より低音で響きが広がる音になりますが、ボリューム自体は少し下がります。
ここでも注意しなければならないのは、共振は結合しているということです。ヘルムホルツを下げると反発しあっているトップモノポール周波数もバックモノポールも下がっています。
ヘルムホルツ周波数はサウンドホールの直径に比例するので、ヘルムホルツ周波数をサウンドホールの大きさで制御できます。ギターがどう鳴っているか?を参照してください(10%位の範囲と考えてください。)。
サウンドホールカバーで等価的にサウンドホールの直径を小さくする(=ヘルムホルツ周波数が下がる)ことで、6弦G(=98Hz)より離そうと考えました。
100 → 91Hz になりました。
高調波(強制振動テストでは、3倍波である294Hzのサスティーンが伸びたため)ではなく、6弦G自体のサスティーンが長くなっています。より低音で響きが広がる音になりますが、ボリューム自体は少し下がります。
ここでも注意しなければならないのは、共振は結合しているということです。ヘルムホルツを下げると反発しあっているトップモノポール周波数もバックモノポールも下がっています。