オリジナルギター2:強制振動テスト [tests]
強制振動テストを行い、音質の変化、周波数変化を確認しています。
テスト前は、6弦G(=98Hz)がヘルムホルツ周波数(=97.5Hz)と近いため詰まり気味でした。
・バック 15時間/日で約1週間 合計96時間
・トップ 15時間/日で約1週間 合計109時間
弦を張った状態で、トップ、バックは何も触れさせないで、ネックエンドとテールエンドを木の上に置いて、バック、トップの中心に伝振動スピーカー(ピタッとスピーカーplus)を付けてギターがスピーカーとして機能するような大きな音で行います。
部屋の天井裏の物置で、昼間活動している時間以外は鳴らし続けました。
バックの経過は、
・36時間で、サスティーンが効くようになってきている。
・バックモノポール243Hzが強くなっている。
・コードストロークのバランスが良くなった。ヘルムホルツ周波数97.5Hzは変化しないが、G(98Hz)にサスティーンがあるように聞こえるようになったのは3倍波である294Hzのサスティーンが良くなったためで、97.5Hzが良くなったわけではない。
トップの経過は、
・サスティーンが伸びて、コードストロークにバランスが取れてきた。
周波数特性的には、バックの第2周波数が249Hz→234Hzに変化しました。
294Hzのサスティーンと関係あるのでしょう。
まとめると、
・モノポール周波数特性の変化はない。
・サスティーンが良くなった。
・ヘルムホルツ97.5HzでGと被っているが、2倍音、3倍音のサスティーンが伸びて、気にならなくなった。
・446,482,533,605Hz等のピークがでてきている。
強制振動テストをやると気付くことですが、常に振動を与えているので、テスト最中や直後は木が軟化しているように感じます。これは恒常的な変化ではなく、テストをやめると完全ではないですが、元に戻っていきます。
ヤマハの改造ギターやオリジナルギター1強制振動テストでも載せましたが、「tanδ(粘性を弾性で割ったもの)が振動時間の増加につれて、ほぼ指数関数的に減少し、1~2時間で一定値に落ち着く」らしい。簡単に言うとネバネバ感がなくなるということです。サスティーンが増すのはそういうためでしょう。
テスト前は、6弦G(=98Hz)がヘルムホルツ周波数(=97.5Hz)と近いため詰まり気味でした。
・バック 15時間/日で約1週間 合計96時間
・トップ 15時間/日で約1週間 合計109時間
弦を張った状態で、トップ、バックは何も触れさせないで、ネックエンドとテールエンドを木の上に置いて、バック、トップの中心に伝振動スピーカー(ピタッとスピーカーplus)を付けてギターがスピーカーとして機能するような大きな音で行います。
部屋の天井裏の物置で、昼間活動している時間以外は鳴らし続けました。
バックの経過は、
・36時間で、サスティーンが効くようになってきている。
・バックモノポール243Hzが強くなっている。
・コードストロークのバランスが良くなった。ヘルムホルツ周波数97.5Hzは変化しないが、G(98Hz)にサスティーンがあるように聞こえるようになったのは3倍波である294Hzのサスティーンが良くなったためで、97.5Hzが良くなったわけではない。
トップの経過は、
・サスティーンが伸びて、コードストロークにバランスが取れてきた。
周波数特性的には、バックの第2周波数が249Hz→234Hzに変化しました。
294Hzのサスティーンと関係あるのでしょう。
まとめると、
・モノポール周波数特性の変化はない。
・サスティーンが良くなった。
・ヘルムホルツ97.5HzでGと被っているが、2倍音、3倍音のサスティーンが伸びて、気にならなくなった。
・446,482,533,605Hz等のピークがでてきている。
強制振動テストをやると気付くことですが、常に振動を与えているので、テスト最中や直後は木が軟化しているように感じます。これは恒常的な変化ではなく、テストをやめると完全ではないですが、元に戻っていきます。
ヤマハの改造ギターやオリジナルギター1強制振動テストでも載せましたが、「tanδ(粘性を弾性で割ったもの)が振動時間の増加につれて、ほぼ指数関数的に減少し、1~2時間で一定値に落ち着く」らしい。簡単に言うとネバネバ感がなくなるということです。サスティーンが増すのはそういうためでしょう。