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オリジナルギター2-D-27 ネック:フレット仕上げ [original guitar2]

フレット打ち込みが終了.jpg
フレット打ち込みが終了し、自作の斜めレベラー治具を使って、フレット両端を60度にすり合わせたところです。ハイブリッド化は今一つですね。

フレットボードが薄い(5.0mm)ので、フレットを打ち込むとボディに載る14フレット以降の反りが大きくなります。ボディに留めることで直ります。

フレットすり合わせ.jpg
フレットすり合わせを行い、仕上げます。手順は以下の通り。
使用する工具はここを参照してください。

ボディに接続して行います。
0.マスキングテープで、フィンガーボードを保護します。
1.フレットファイルでフレット全体を均します。
2.フレットクラウンファイルで、高さを維持して、丸みをつけます。その後、前後3つのフレットが平坦になっていることを曲尺で確認します。この作業が平たん化のポイントです。
3.フレットクラウンファイルで、エッジのザラツキをとります。フレットを打つ前に両端の足をざぐってあるフレットだとエッジ処理が楽です。
4.紙やすり#400でサンディングします。その後、再度前後3つのフレットが平らになっているか曲尺で確認します。
5.次にスチールウールで磨きます。
6.最後にコンパウンドで磨き、完成です。

フレット仕上げが終わったところで、ネック全体を#240でサンディング して、フレット端溝埋めを行います。

フレットワイヤーが、端をカットした形になっているので、フレット端で溝との隙間が出て見た目が悪いので、タイトボンドにヤスリでできたエボニーの粉を混ぜて埋めていきます。

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