オリジナルギター4:構想 共振周波数の目標2 [original guitar4]
オリジナルギター4に向けて、ボディサイズを薄めにするので、同じ形状であるShenandoh M000-45(youtube) の周波数特性を見てみました。
気になっているのは、ヘルムホルツ周波数T(1,1)1、トップモノポール周波数T(1,1)2がどうなっているかです。
Shenandoh M000-45 は、トップスプルース単板、バックサイドはハカランダ(ラミネート)仕様なので、サイドバックは剛性が高いかもしれません。
ヘルムホルツT(1,1)1は108Hzでした。ボディが薄いので少し高めにでています。6弦4フレット(G#)が103.8Hz、5フレット(A)が110Hzなので真ん中の107Hzが目標になります。トップモノポールT(1,1)2は193zでした。目標としては190Hz辺りでしょうか。
ネットで分析されていたYAMAHA LS36の共振特性を見ると、トップ共振周波数は、107Hz、205Hz、371Hz、441Hzでした。
ダイポールはクロスとロングが同じ周波数になっていて、いわゆる対角ダイポールになっているように見えます。これはGibsonJ-45等もこうなっているようです。
オリジナルギター4の目標周波数は、
Hermholtz 100Hz⇒107Hz
top-monopole 190Hz
back-monopole 240Hz
crossdipole 320Hz
longdipole 390Hz
にします。