オリジナルギター3 サイド4:ローズウッド曲げ加工 [original guitar3]
ベンディングアイロンは安定して温まるまで1時間くらい予熱してから使用したほうが良いです。
しっかりと水分を含ませた後、ウエストから曲げていきます。1点の角度を出すように曲げます。
押さえつけるとすぐに水分が蒸発してしまうので、霧吹きで常に濡れた状態で曲げます。
ウエストの角度をモールドに合わせて、角度を調整します。
次に、アッパーボウトの中心から丸くずらして円を描くように曲げます。
その後、ウエストとアッパーボウトを何回か微調整を繰り返します。徐々に形にあってきました。
ロワーボウトも、ずらしながら大きく円を描くように、霧吹きで水を含ませてから、両手で左右から押さえつけていきます。ウエストの角度をモールドに合わせてぴったりと合うまで曲げを微調整することが重要です。ベンディングアイロンの温度は、高すぎると焦げやすいので、6くらいが良いです。
モールドで形を固定します。ウエスト部分からFクランプで留めていきます。次にアッパーボウトの頂点を留めます。さらにアッパーボウトの端(ネック接続部)を留めます。その後で、アッパーボウトの頂点とウエストの中間点、アッパーボウト端とアッパーボウト頂点の中間点を留めます。ロワーボウトは、頂点を留め、テールエンドを留め、さらにそれらの中間点を、ウエストに近いほうから留めます。これを2枚繰り返します。サイドは2枚が鏡面になるので木目を間違えないように注意します。