オリジナルギター2-E-4 フィンガーボード:ナット~フレットボード~サドルの曲率 [original guitar2]
フィンガーボードの曲率について詳しく説明します。これは単純にフィンガーボード表面が三角錐の上に載っていると仮定して、比例計算で求めています、Gore&Giletの本にも載っています。
ナット~フレットボード~サドルの形状設計
オリジナルギター2では、幾何学に沿った計算値に合わせて設計しました。
AA’をナット弦間隔:37mm、BB’をサドル弦間隔:56mm をまず決めます。
OAA'とOBB'は二等辺三角形とすると、相似関係より
OA:AA' = OB:BB'
ABをスケール長:632.46mm とすると
OA*BB’=AA’*(OA+632.46)
OA*56 = 37 *(OA+632.46)
OA=1231.63mm
仮想原点Oの位置が求まったので、曲率についても同じように相似の関係を使って
ナットAA’の曲率(AA’-R)を9.5” として、AFを各フレットまでの距離とすると、
OA:AA’ーR=OF:FF’ーR
1231.63:9.5” = (1231.63+AF):FF’ーR
AFに各フレットまでの距離を入れれば、そのフレットの曲率FF’ーRがインチで求まります。
ナット~フレットボード~サドルの形状設計
オリジナルギター2では、幾何学に沿った計算値に合わせて設計しました。
AA’をナット弦間隔:37mm、BB’をサドル弦間隔:56mm をまず決めます。
OAA'とOBB'は二等辺三角形とすると、相似関係より
OA:AA' = OB:BB'
ABをスケール長:632.46mm とすると
OA*BB’=AA’*(OA+632.46)
OA*56 = 37 *(OA+632.46)
OA=1231.63mm
仮想原点Oの位置が求まったので、曲率についても同じように相似の関係を使って
ナットAA’の曲率(AA’-R)を9.5” として、AFを各フレットまでの距離とすると、
OA:AA’ーR=OF:FF’ーR
1231.63:9.5” = (1231.63+AF):FF’ーR
AFに各フレットまでの距離を入れれば、そのフレットの曲率FF’ーRがインチで求まります。