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オリジナルギター2-E-3 フィンガーボード:厚み、幅調整 [original guitar2]

フィンガーボード寸法.jpg
フィンガーボードの寸法を載せておきます。

どうも、加工ミスがあったのか先端が薄くなっていたので、全体を4.9mmに揃えています。
フィンガーボードの各フレット幅は、ナット幅、サドル幅を最初に決め、あとは比例計算で求めています。

各フレットまでの距離は、よく言われるように 2^(1/12)=1.05946309..ですから、スケール長をL0とすれば、1フレット目は、サドルから L0 / 1.05946309.. =L1の距離になるように、2フレット目はサドルからL1/1.05946309..=L2の距離になるようにすればよいわけです。分からない人は、ここ を参考にしてください。実際には、Fret Slotting Miter Boxを使って溝切をするので、長さは自動的にこのツールが決めてくれます。

フレットの曲率Rは、フレット面が三角錐上にあるとして、0フレット目とサドルとその距離は決まっているわけですから、仮想原点を求めて、後は0フレットの曲率(9.5”としました)を決めれば、自動的に各フレットの曲率が決まります。

サンディングブロックを使って、フィンガーボード面にRを付けていきます。 まず、12”のもので全体を整え、2から8フレットあたりを10”で、1から3フレットあたりを9.5”で整えていきます。最後はネックに握っての感覚で揃えます。

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