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オリジナルギター2-C-27 ボディ:バック接着前にネック取り付け確認 [original guitar2]

バックを接着してしまうと作業性が制限されるので、接着する前にネック取付状態を完成させます。ネックにフィンガーボードを取り付け後、初めてバック接着前にネック取り付け確認を行い、問題を修正しました。

<問題点>
1.ネックの取り付け角度が浅く、サドル位置で設計値8.7mmに対して、7mm程度しかない。このまま、ネックを取り付けるとサドル位置で弦高が低すぎてしまう。
2.Fallawayが全く取れていない。
3.ネック根元(14フレット)で、ネック面とトップ面が面一にあるべきだが、1弦側はネックが上にあった。6弦側はネックが下にある。
4.ネック接合ビスが固くなった。

***対策
ネック取付角度をヒール部で1mm追加.JPG
1.12フレット上で、弦高2mm(+フレット1mm)とするとサドル位置で5mm(弦高4mm+フレット1mm)fallawayと合わせてネック取付角度をヒール部で1mm追加して深くする。
→サドル位置で高さ9.0mm(設計値8.7mm)、ほぼブリッジ面一にした。
2.Fallawayは20フレットで0.2mmほどついている。逆ぞりはなくなった。
1弦側の隙間を埋める.JPG
3.1弦側の隙間を埋めるためのエボニーシムを入れ隙間を埋める。
4.ビス穴を大きくする必要があるが、あとでもできるのでそのままとする。

バック接着は湿度が50%程度になってから行います。

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