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貝のロゼッタ [woodwork]

オリジナルギター1では、貝のロゼッタ(螺鈿)をやってみました。
ロゼッタ1.JPG
1台目なのでちょっとやってみたかった貝を使いました。音には全く関係ありません。個人的に特に力を入れている部分ではなく、オーナメント(装飾)の1つでしかありません。そうはいっても、この部分に何もつけないとギターとして締まりがなくなってしまいます。何らかの装飾は必要だと考えています。また、サウンドホールは開けなければなりません。

 工具としては、Soundhole and Rosette Routing Jigを使います。これはドレメルルーター用工具で、とても便利です。

 貝は、ラミネート貝(内径62.5R 20(長)×3.5(幅)×1.5(厚)mm) を使いました。周囲は、このロゼッタの一部 を使用しました。

ロゼッタ溝きり.JPG
貝と合わせて幅6.5mmの溝を深さ1mmで掘ります。まず、トップ材のサウンドホールの中心にΦ4.5の穴をあけます。裏面からMDF材を当て補強して鉄芯を安定させます。

バリを作らない方向.jpg
ロゼッタ溝は、Φ3.2のビットで2回に分けて開けます。溝を掘るのには、少しコツがいります。矢印方向は外側を削る時の方向です。内側は逆方向に削ります。とはいっても、周囲の木目のバリが激しいです。木目がバリとして残るので、事前に丸カッターで周辺をカットしておいたほうがうまくいくと思います。

バリの出ない切削方向は、
・削る外側を残したい場合(サウンドホール、ロゼッタ外側) 図の矢印方向
・削る内側を残したい場合(ロゼッタ内側)図の矢印とは逆の方向
にします。

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