オリジナルギター4 ボイシング2:バック板単体のボイシング [original guitar4]
バックプレートだけ、ブレースなし(外形加工後)でタッピング周波数を測定します。
アッパーボウト中心端を親指と人差し指で挟み、ローボウトの中心を叩きます。アッパーボウトを斜めに持ったり、ロワーボウトを持ったりすると特性が変わるので注意します。
縦方向の剛性を示すモードの一番低い周波数は、バックプレート自体の剛性によって決まります。
TomMillerはこの振動周波数は43 Hzにするといっています。Mark Blanchardは、バックの正しい厚さを決定するための周波数を110〜120Hzの範囲にするといっています。
結果、Mark Blanchardの基準と同じくらい、TomMillerの基準よりやや厚目にできています。
このオリジナルギターのデータは、クラドニではないので、同じモードを表しているとは限りません。念のため。