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ウルフトーン1 [theories]

 

弦の基音とギター自身の共振周波数が一致した時に発生する音で、周期的な唸りを伴い、狼の吠え声に似ていることからこういわれます。


ウルフトーンがない楽器はありません。しかし、鳴らないギターは、弱い基音と僅かの倍音しか持ちませんから、ウルフトーンも出にくく、悩まされることもありません。


フレットとフレットの間に共振周波数を持ってくれば、ウルフトーンは弱くなります。


クラシックギターでは、開放弦にぴったり合ってしまう時で、特にミ、レ、ラは実用上困るようです。


いままで3台作ってきましたが、最も気になるのは以下の2つです。

1.ヘルムホルツに6弦の2フレット(F#:92.5Hz)3フレット(G:98Hz)や4フレット(G#:104Hz)があってしまうこと

2.トップモノポールに4弦の3フレット(F:175Hz)や4フレット(F#:185Hz)があってしまうこと


それ以外で困ったことはいまのところありません。


Org.#1 93 173

Org.#2 100 182

Org.#3 104 184


Org.#1はヘルムホルツとはあまり気になりませんが、Org.#3が両方被っています。これに対応していきます。


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