オリジナルギター3:強制振動テスト9 第4ラウンド終了 [tests]
強制振動テストを400時間行った結果をまとめると、
0.強制振動テストによる共振周波数の変化は小さい。ヘルムホルツ周波数は変化なし。トップモノポールは2Hzアップした。バックモノポールは3Hzアップした。完成後(1年前)からすると全体に数Hzアップしているので、経年による変化が大きいと思われる。Crosstripole(605Hz)は以前からあったので、変化していません。
1.ヘルムホルツ周波数のウルフトーンの低減
・6弦4F(G#)にまだ残っている。
・6弦3F(G)や5F(A)の基音が6秒程度サスティーンがあるのに対して3秒でなくなる。
2.トップモノポール周波数のウルフトーンの低減
・4弦4F(F#)にわずかに残っている。
・4弦3F(F)が4秒、5F(G)の基音が3秒程度サスティーンがあるのに対して2秒でなくなる。
3.サスティーンの効果
高音域のサスティーンは明らかに良くなっているが、定量的に測定できていない。
今後は、「ウルフトーンの低減」に焦点を絞っていきます。