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オリジナルギター4 ボディ1:ネックブロックとバック側を平面に揃える。 [original guitar4]

サイド⇒ボディに呼称を変えます。


ネックブロック底面とバックは完全に平面にする設計なので、ネックブロックとバック側の平面度を揃えます。


その前に反対側のネックブロックとトップとの位置関係を確認します。


ボディ厚は、ネックヒール側76mm、テール側96mmが設計値です。これに合わせてネックブロックのトップ接着面の角度を決めていますが、この延長線上にテールブロックの接着面が来ているかを確認します。

10mm沈んでいる.JPG
結果は、テールが10mm以上沈んでいます。原因はモールドの形状で、ネックヒールがバック面に向かって広がっていることです。
基準線を引き直す.JPG
サイドとモールドの位置関係を変えることでこれを補正できるかを試した結果、テール側を沈めることで対応できることが分かりました。その位置を固定して、新たにサイドの基準線を白鉛筆で引き直しました。
この位置に固定して、バック面の平面性を出していきます。
ネックブロック底面とサイドを合わせる.JPG
ネックブロック底面とサイドとの面一にします。タジマサンダー荒目 SA-50Aとサンディングバーを使ってサイドのバックの平面を出していきます。
ネックブロック底面とテールブロックの底面が平面上にあるか.JPG
次に、ネックブロック底面とテールブロックの底面が平面上にあるかを確認し、サイドのバック接着面がその平面と同じ高さになるように削っていきます。
バック側底面.JPG
最後はサンディングバーを使ってバック側底面が平らになっているかどうかを確認しながら、削っていき、平面になるように揃えます。
平面になっているかを確認.JPG
ひっくり返して平面になっているかを確認します。

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