SSブログ

オリジナルギター2-B-7 バック:接着前スキャロップ加工 [original guitar2]

バック接着前スキャロップ加工.JPG
さらに、ノミと紙やすりを使って、高さ方向を完成させます。横からの投影図は完成に近い状態にします。

今回のバックブレースは、Gore&Giletの本に載っている物を真似しています。3本のトランスバースバーに放射状のパーツ4つを組み合わせたものです。3本のバーだけのパターンもありますが、放射状のパターンを加えることにより、バックのモノポールを出やすくします。

第三ブレースの高さを16mmで作ってしまいましたが、正解は20mmだったので作り直しました。
ここで梁の剛性に関する理論を紹介します。
幅を2倍にすると剛性が2倍に、高さを2倍にすると剛性は8倍つまり3乗倍になります。
なので、16mmと20mmの剛性の違いは、20^3 / 16^3 =1.25^3=1.95 よって2倍位違うことになります。高さを4mm(25%)間違えただけで剛性は倍違うことになります。

加工後の外形を写しました。できる限り、接着前にいらない部分は除いておく方針です。これができるのは、完成時のブレースの形がある程度分かっているときです。


nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。