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オリジナルギター2-D-10 ネック:精密削り [original guitar2]

ネック加工の方針に沿って<精密仕上げ>(仕上がりから1mmの余裕をもって外形を決める)をしていきます。

ネック側面に厚み+ 1mmの線を引き、これに合わせて厚さ調整を行う。 1,5,10フレットの厚さを仕上がり+1mmにする。さらにネックテンプレートを用いて、R化していきます。

ヘッド部厚み13+1mmにする。ヘッドとフレットボードの境は、ヘッドの最大幅70mmの位置までを14mm、フレットボードは16.5mmになるようにする。0フレット幅は44+1mmにします。

ヒール部形状の最終調整を行います。

ヒール部の形状は図面化が難しいです。また、したとしてもCNCルーターでもあればよいのですが、その通りにできるとは限りません。

ネック加工ツール.JPG

既に紹介しましたが、加工ツールを載せてきます。
・凹部を削る丸型ヤスリ
・1,5,10フレットの断面のテンプレート
・タジマサンダーSA-50型 中目 SA-50C
・タジマサンダーSA-20型 中目 SA-20C
・丸棒+紙やすり ヘッド根元の凹部に使用
・切出彫刻刀

勿論、これら以外にのこぎりや紙やすりも使います。

一緒に写っているネックは、この段階での完成状態を載せています。精密削りといっても、完成までにはまだまだ形を整えなければなりません。とりあえず、設計目標+1mmまで削ったという段階です。

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