オリジナルギター4:構想 ウレタンニスの選択 [original guitar4]
20230601 オリジナルギター4に向けての塗装1 -水性ウレタンニス-
20230602 オリジナルギター4に向けての塗装2 -水性ウレタンニスの工程-
20230604 オリジナルギター4に向けての塗装3 -油性、水性ウレタンニス1液、2液の違い-
20230605 オリジナルギター4に向けての塗装4 -スプレー油性ウレタンニス1-
20230607 オリジナルギター4に向けての塗装5 -スプレー油性ウレタンニス2-
20230614 オリジナルギター4に向けての塗装6 -ウレタンニスまとめ-
ウレタンニスはゴム耐性やひび割れなどの経年変化はラッカーやシェラックニスよりも優れています。しかし、出来上がり時のキラキラ感はラッカーが優れているので、ギターの塗装には一般にラッカーが使われます。
オリジナルギター1で使用したワシン油性ウレタンニスは、透明といっても琥珀色になってしまうので、オリジナルギター2と3は水性ウレタンニスにしました。水性ウレタンニスは、臭いもなく、普通の部屋でできるので、アマチュア製作家にはお勧めです。
しかし、水性ウレタンニスのゴム耐性(チューナーを付けたゴム痕が残る)が気になったことが再考するきっかけでした。
油性ウレタンニスで完全に透明なものはないかを購入して確認しました。油性 屋内外・木部用 ウレタンニス サンデーペイントは、完全な透明ではなく、琥珀色になってしまいます。油性ウレタン着色ニス とうめい(つやあり) カンペハピオは、透明になり、木地色が生かせます。ワシン油性2液タイプは完全にクリアではなくわずかに黄色くなるそうです。
また、メーカーに確認したところ、水性ウレタン着色ニスの乾燥塗膜より油性ウレタン着色ニススプレーの方が少し硬いそうです。
水性ウレタンニスと油性ウレタンニスを色々調べた結果、比較すると下の表のようになります。
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