オリジナルギター1-24 ネック最終調整 [original guitar1]
ボイシングが終わり、ネックを仕上げましょう。
1.ボディとネック・フィンガーボードの幅方向の中心合わせ
ボディにネックを止めて、ネック中心とトップの中心(ブックマッチしたライン)がテールエンドまでまっすぐになるかを見る。
中心をチェックすることは一番大事なことなので、工程ごとに常にこれを行います。
2.サドルの高さ確認
フィンガーボードの延長線で、サドル高さ9.5mm で1mm隙間あり。フレット分1mmを加えて、12フレットで2mm弦高を確保すると、サドルでは+4mm、よってブリッジから1+1+4=6mm高いサドルを作成すればよい。
(設計値では、ブリッジ面位置から5.5mm に余裕を見て6.5mmでした。)
3.フレット溝を1.5mm深くする。
R処理のためフレット表面を削りすぎたため、溝の深さが1mm程度しかなくなった。フレットの足の長さは1.5mmあり、1mm余裕を見て、深さ2.5mmにした。
Fret Slotting Miter Boxに再セットして追加処理しました。
4.ネックにフィンガーボード接着
フレットを打つ前にネックに接着します。フィンガーボードにフレットを打ってから接着しても良いとは思いますが、フレットを打つことによって少し逆ぞり方向の力がフィンガーボード上で働き、接着しにくくなるのではないかという懸念がありました。
ネックプロファイルを完成した後で、ネックサポートにネックに乗せてFクランプで接着したのですが、ネック裏が丸いため、接着面に均等に力がかからないので隙間が出やすいと思います。ネックプロファイルを付ける前にフィンガーボードを完成させて接着したほうが、安定して接着できます。
5.ネック裏プロファイル微調整
1フレットのアクセスをしやすくするために、1フレット裏まであった突起を低くし、トップを0フレットまでにした。また、7フレット辺りで変曲点があった(握りが太く感じる点)がこれを修正した。0フレットから12フレットまでのスムーズな握り具合を微調整した。
6.フィンガーボードにサイドマークを入れる。
サイドマークは白蝶貝Φ2を使用した。深さ2mmなので、安全を考えて電動ドリルは使わずに、手で回して穴を空ける。
1.ボディとネック・フィンガーボードの幅方向の中心合わせ
ボディにネックを止めて、ネック中心とトップの中心(ブックマッチしたライン)がテールエンドまでまっすぐになるかを見る。
中心をチェックすることは一番大事なことなので、工程ごとに常にこれを行います。
2.サドルの高さ確認
フィンガーボードの延長線で、サドル高さ9.5mm で1mm隙間あり。フレット分1mmを加えて、12フレットで2mm弦高を確保すると、サドルでは+4mm、よってブリッジから1+1+4=6mm高いサドルを作成すればよい。
(設計値では、ブリッジ面位置から5.5mm に余裕を見て6.5mmでした。)
3.フレット溝を1.5mm深くする。
R処理のためフレット表面を削りすぎたため、溝の深さが1mm程度しかなくなった。フレットの足の長さは1.5mmあり、1mm余裕を見て、深さ2.5mmにした。
Fret Slotting Miter Boxに再セットして追加処理しました。
4.ネックにフィンガーボード接着
フレットを打つ前にネックに接着します。フィンガーボードにフレットを打ってから接着しても良いとは思いますが、フレットを打つことによって少し逆ぞり方向の力がフィンガーボード上で働き、接着しにくくなるのではないかという懸念がありました。
ネックプロファイルを完成した後で、ネックサポートにネックに乗せてFクランプで接着したのですが、ネック裏が丸いため、接着面に均等に力がかからないので隙間が出やすいと思います。ネックプロファイルを付ける前にフィンガーボードを完成させて接着したほうが、安定して接着できます。
5.ネック裏プロファイル微調整
1フレットのアクセスをしやすくするために、1フレット裏まであった突起を低くし、トップを0フレットまでにした。また、7フレット辺りで変曲点があった(握りが太く感じる点)がこれを修正した。0フレットから12フレットまでのスムーズな握り具合を微調整した。
6.フィンガーボードにサイドマークを入れる。
サイドマークは白蝶貝Φ2を使用した。深さ2mmなので、安全を考えて電動ドリルは使わずに、手で回して穴を空ける。
2021-10-18 09:14
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