オリジナルギター3 ボディ18:サドル製作とブリッジピン交換&最終調整 [original guitar3]
サドルは、前に購入してあったGRAPH TECH LC-9400-10 NuBone Acoustic Saddle Gibson Styleを使いました。
長さをブリッジ溝に合わせて、厚さも調整しました。
ブリッジピンも牛骨からローズウッドに交換しています。これは全体の色を合わせるためです。重さは3g程度変わります。
弦高調整も行っています。
ブリッジ表面を磨き(#600→#1000)、クルミ油で仕上げました。
オリジナルギター3 ボディ17:ナット製作 [original guitar3]
0フレット構造を採用しているため、溝の深さはシビアではありません。材質も特にこだわりはありませんが、10年以上前に購入してあったサドル用TUSQを半分にして使用しました。
1.半分にした鉛筆を0,1フレットにあて、ナットの高さを書き込みます。
2.幅調整をします。
3.高さ調整を行います。
4.1弦と6弦の幅を38mmにします。
5.各弦間隔をストリングスペーシングルーラで決めます。
6.ヤスリで各弦の位置を入れ、弦を張って、溝の深さを調整します。
オリジナルギター3 ネック32:フレットボードエッジ処理 [original guitar3]
フレットボード横には塗装しないのが基本ですが、今回は、塗装前にフレットボード高さ方向半分にマスキング処理をして、後で磨いてネックとフレットボードの境をスムーズにつなげるようにしてみます。前回のオリジナルギター2ではフレットボード横全面をマスキング処理せずに塗装を進めたら、マスキングテープの隙間から塗料がフレットボード表面に染み込んで汚れ、後で苦労したためです。
下半分だけ塗装されていますが、これを#400でサンディングして取り除きます。その後、コンパウンドで境界を均していきます。
オリジナルギター3 ネック31:チューナー仮取り付け [original guitar3]
SGS510Z-Gold L5 L3+R3 を購入するつもりだったのですが、納期が6ヶ月かかるので、市場に出回っているSGL510Z-Chrome L5 L3+R3を購入しました。9,990円。18回転ではなく、21回転タイプです。
取付固定穴はまだ開けていません。L5ペグが大きいので取付ラインに対して直角になるようにした方が間隔が広くなり回しやすいです。
オリジナルギター3 ボディ16:ブリッジ接着 [original guitar3]
ブリッジの重さを減らす(トップモノポール周波数を下げる)ため、材質をエボニーからローズウッドに変更しました。重さは10g減ります。
ボディ(トップ)のエボニーで型を取ったマスキングを剥がした部分と微妙に位置がずれるので、貼り付けで位置決めをする時にタイトボンドを塗り、1弦と6弦をブリッジボルトで固定します。しばらく置くとタイトボンドが少し硬化してきて、ブリッジがずれ難くなります。
ブリッジ接着を行うツールです。左下はボディの内側にいれて、ブレースを避けて押さえる治具です。左上はブリッジを上から押さえるための治具です。両側をコルクで高くしてブリッジ全体に均等に力がかかるようにしています。こうすることでクランプが1個で済みます。
接着しました。
オリジナルギター3 ネック30:塗装修正&コンパウンドポリッシング [original guitar3]
ネックも何ヶ所か木地が露出気味になっていて、タッチアップして修正します。エッジ部分の木地も露出しています。
オリジナルギター3 ボディ15:塗装修正&コンパウンドポリッシング [original guitar3]
何カ所か木地が露出気味なので、トップをタッチアップして修正します。エッジ部分も木地が露出しています。
バック、サイドも同じようにエッジ部分が露出しています。タッチアップ後、#1000,#2000で水研ぎして、コンパウンドで仕上げましたが、境目は完全には修正できません。再度、光陽社ヨゴレ落としコンパウンドとワシン研磨剤コンパウンド(白極細目)で磨いて完成です。
オリジナルギター3 ネック29:水研ぎ [original guitar3]
ネックは水研ぎを#800から始めましたが、その前の#600で削りすぎました。そのため、エッジ部分で木地が露出した場所が多数あります。水性ウレタンニスを水で薄め過ぎて、全体的に塗膜が薄すぎたためと思われます。写真はエッジを補修しているところです。
オリジナルギター3 ボディ14:水研ぎ [original guitar3]
#800 → #1000 →#2000と番手を上げて水研ぎをしていきます。
トップは、塗布膜が薄すぎると思い、最後の#600で空研ぎせずに、#800で水研ぎをしました。しかし、縦方向の塗りムラが取り切れないので、#600に戻り、空研ぎを行いましたが、磨きすぎて、何カ所か木地が露出気味になってしまいました。
バック、サイドも同じように#600での空研ぎで磨きすぎました。特に縁が木地が露出気味になってしまいました。#800で水研ぎを行い、先に進むべきでした。
水性ウレタンニスを水で薄め過ぎて、全体的に塗膜が薄すぎたためと思われます。
オリジナルギター3 ネック28:水性ウレタンニス塗布 [original guitar3]
サンディングシーラーの下塗りが済んだところで、水性ウレタンニスを塗っていきます。水性ウレタンニスを1(水):2で塗りやすいように薄めて使います。「30分間隔で5回塗って、一昼夜乾かして、#600でサンディング」を3回繰り返します。マホガニーは水性ウレタンニスで木管が埋まります。ヘッドのローズウッドもほぼ埋まりました。
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