オリジナルギター4 ボディ27:ブリッジを用意 [original guitar4]
塗装の間にブリッジを用意します。「用意」と書いたのは、初めから作っていないので製作とは言えないからです。#6601【ブリッジ】ローズウッド材 無塗装 加工済 を使用します。マーチンタイプの市販品を加工していきます。
何故、市販品を利用するかというと、「6つの穴を等間隔で開ける」「サドル溝を開ける」という加工が無くなるからです。この作業は精密でなかなか難しい。
まず裏側にオリジナルの型紙を貼ります。
次に両端を切り落とします。
29gだったものを最終的に21gまで、丸棒に布サンドペーパー#60を巻き付けたものとサンダーで削り落としました。
#180から始めて、#240→#400で仕上げたら完成です。
音量の効率を表すモノポールモビリティは、トップ有効面積 / その重さ(有効面積の重さ+ブリッジ+サドル+ピンの重さ) に比例します。トップ有効面積の重さは100g以下なので、ブリッジの重さが10g違うのは、この値にものすごく影響します。よってブリッジを軽くすることは、音にものすごく影響するわけです。
マーチンタイプのエボニーは重さが40g近くあります。ローズウッドも29gありました。
ogino guitars は22gだそうです。