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オリジナルギター3 設計図作成2:ネックブロック [design drawing]

ネックブロック.JPG

ネックの取り付け方法をゼロベースで設計し直します。

いろいろな部品が集まるという意味での複雑さはここに集約されるのでなるべく簡単な構成にしようと考えています。

方針は、
・ネックとボディ接続全体に剛性の連続性を持たせる。
・設計・加工・調整・取り外しが簡単にできる。
・ハイフレットへアクセスしやすくする。
・ボルト等の留め具を表面に出さない。
です。

ネックは、ボディに入ってからもサウンドホール前までネックベースが繋がっているスルーネック構造にします。

フェンダーのように裏面からボルトで留める構造も考えましたが、ネック裏面のボルトが隠せないこと、ネック内部の構造物(トラスロッドとカーボンファイバーロッド)との干渉が避けられず、諦めました。

ボルトオンオフ構造は変えないで、チルトネック構造にあるようなT字形でボディに留める方法を考えました。

チルトネックと同じように、ボディの内側からアクセスして2本のボルトでネックを留めるようにします。チルトする構造を入れないだけです。

ネック仕込み角.jpg
ネックの取り付け角度の調整は、ネックとネックブロックの取り付け面だけで決まります。ナットには家具などに使用されているバレルナットを使います。このナットを使うことにより、ネック取り付け角度が変わっても、ナットが回転することにより、常にボルトとナットが垂直になります。

チルトはしませんが、取り付け角度を調整できるようにネック側を加工します。

今回は完全なヒールレス構造は取りませんでした。デザイン性を考えて、ネックが最大で10mmボディからでるようにしました。

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