オリジナルギター3ー6:構想;共振周波数の設定 [original guitar3]
オリジナルギター1、オリジナルギター2と今回の3台目の共振周波数目標共振周波数目標、参考までに
Somogyiの共振周波数も載せました。Somogyiの周波数は完成状態ではないので、これより高くなると思われます。
目標といっても、コントロールできそうなのは、モノポール周波数の3つです。
Gore&Giletによると、ヘルムホルツとメインモノポールの組み合わせは、90Hz:170Hz
、95Hz:180Hz、100Hz:190Hzのいずれか、この周波数にバックモノポールT(1,1)3を4半音高く設定するのが良いといっています。
ただ今までの経験により、ヘルムホルツ周波数を低くするには、基本的にはボディサイズとサウンドホール径によって決まるので、最初から作戦を考えておかなければ、うまくいかないように思います。
ダイポール以上の周波数は、目安程度です。
値そのものよりも、1000Hzまでに可能な限り多くの共鳴ピークを詰め込むことが大事です。各周波数がお互いにかぶらないように、スケールトーンに落ちないように注意します。
今回は、ダブルXを考えているので、その結果がどうなるかが楽しみです。
また、トップのモノポールモビリティ(可動性=インピーダンスの逆数)を良くするために、ブリッジはなるべく軽くできるようにします。とりあえずは前回未使用のエボニー(31g)で進め、最終的にローズウッド(20g)に変更するかどうか判断します。
2022-09-02 09:03
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