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音がすべて [voicing]

ギター製作は音がすべてだと思います。音に関係しないものは、すべて省くことにしました。

Somogyiの本を読むと、装飾にかなり凝っており、もう芸術品です。

Martin等、一般の高級市販ギターは、そこまでではありませんが、ある程度、装飾が施されています。

私は、必要最低限のことしかしない方針です。

もちろん、Somogyiの作るギターは音も装飾も一級品で素晴らしいです。

オリジナルギター1では、ロゼッタに貝を埋め込むことをやってみました。それはそれで見栄えがし、綺麗でギター全体の品位が上がる気がします。

でも、自分の作るものとしては、販売するわけではないので、装飾技術を極めるつもりもないし、その時間を良い音を出すことにつぎ込みたいと考えています。

オリジナルギター1を作り始めたときは、何も考えずに購入した設計図通りに組み立てることしか考えていませんでした。いざ、トップをサイドに貼り付ける時点で、急に大事なことに気が付きました。今作っているギターがどんな音がするのだろうと。

そこから悩み始めました。アコギの発音の仕組みを調べ始めました。仕事が忙しくなったこともありますが、その先に進めることを躊躇することになりました。

それから、14年。

いろいろなネットの記事、Youtubeで音の確認、Somogyiの本、Mark BranchardのChladoniの方法、Gore&giletの本等を読み漁り、確認しながら、いい音を出す方法を探ってきました。

一方で、木工技術やギターの構造を学ぶために、YAMAHA FG-130FG-200Jの改造を行いました。木工技術を極めたいのではなく、必要最小限の木工技術は必要だろうと思い、行ってきました。

オリジナルギター1は、足掛け4年、休んでいる期間を入れると14年。組立ながら、学びつつ、試行錯誤を繰り返して、知識や技術を習得してきました。

そして、オリジナルギター2を構想しようとしています。

一応の知識、ある程度の技術は身につけて、セオリー通りにやってみたいと思います。

そういう状態で何をしたいと思うのか?

やはり、音に集中したいと思います。音に関係ないものはしないようにします。

<今日のポリシー>
4.家具ではないので、いくら外見の良いものを作っても、音がすべてである。

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