ブリッジピンの重さ:音を良くする。 [parts]
ブリッジピンの材質ではなく、重さを変えます。ネット情報でブリッジピンの材質を変えたら音が変わった、良くなったという記事を見かけますが、それはほとんどの場合、重さが変わったことが原因だと思います。
ブリッジの重さを重くすると、トップモノポール周波数が下がっていきます。重りはしっかりと固定する必要があるので、両面テープで留めることは意味がありません。やりやすい方法は、ブリッジピンを変えることです。プラスチックピンは、6本で4g、真鍮(ブラス)ピン30gを用意して、交換してみます。だいたい0.5~1.0Hz/gですので、26g変わると13~26Hz位変わると思います。一本変える毎に2~4Hz位変わるはずです。
これは誰でも確認できるので、やってみる価値はあると思います。一般に重くすると、モノポールが下がるので、低音が出やすくなると思います。
以下、確認の方法です。
まず、タッピングスティックを用意します。未使用の鉛筆の先を平らにして、使いかけの消しゴムを接着剤で貼り付けます。後は、タッピングスティックでロワーボウトの中心の3か所を軽くたたいていきます。
前々回で紹介したオーディオスペクトラムアナライザ Spectroidを使います。Maxholdされるので、何回か叩いているうちに最大値が溜まってきて、それがギターの周波数特性になります。
ここで特に影響の大きいトップモノポール周波数を例に挙げます。
各フレットの周波数は、
4弦2F E 164.8Hz
4弦3F F 174.6Hz
4弦4F F#/Gb 185.0Hz
4弦5F G 196.0Hz
4弦6F G#/Ab 207.7Hz
です。
ギターのトップモノポール周波数はこの辺りにあります。
新品のギターでトップモノポール(左から2番目の山)が上のどれかに±1Hz位近い場合は、弦の周波数とモノポールがかぶっている(振幅が逆で抑えあっている)ので、その音を弾くとボッボッとサスティーンのない音がするはずです。古く弾き込まれたギターは、かぶっている場合でも他の倍音の影響でサスティーンがあるように聞こえます。ブリッジピンを調整して、トップモノポールを弦の中央の周波数になるように、あるいは数Hzずらしてあげれば、サスティーンがでるようになるはずです。
あまり重くし過ぎると逆効果ですのでそのあたりは良く考えて対応してください。
基本はブリッジは軽いほうが良いのです。
ブリッジの重さを重くすると、トップモノポール周波数が下がっていきます。重りはしっかりと固定する必要があるので、両面テープで留めることは意味がありません。やりやすい方法は、ブリッジピンを変えることです。プラスチックピンは、6本で4g、真鍮(ブラス)ピン30gを用意して、交換してみます。だいたい0.5~1.0Hz/gですので、26g変わると13~26Hz位変わると思います。一本変える毎に2~4Hz位変わるはずです。
これは誰でも確認できるので、やってみる価値はあると思います。一般に重くすると、モノポールが下がるので、低音が出やすくなると思います。
以下、確認の方法です。
まず、タッピングスティックを用意します。未使用の鉛筆の先を平らにして、使いかけの消しゴムを接着剤で貼り付けます。後は、タッピングスティックでロワーボウトの中心の3か所を軽くたたいていきます。
前々回で紹介したオーディオスペクトラムアナライザ Spectroidを使います。Maxholdされるので、何回か叩いているうちに最大値が溜まってきて、それがギターの周波数特性になります。
ここで特に影響の大きいトップモノポール周波数を例に挙げます。
各フレットの周波数は、
4弦2F E 164.8Hz
4弦3F F 174.6Hz
4弦4F F#/Gb 185.0Hz
4弦5F G 196.0Hz
4弦6F G#/Ab 207.7Hz
です。
ギターのトップモノポール周波数はこの辺りにあります。
新品のギターでトップモノポール(左から2番目の山)が上のどれかに±1Hz位近い場合は、弦の周波数とモノポールがかぶっている(振幅が逆で抑えあっている)ので、その音を弾くとボッボッとサスティーンのない音がするはずです。古く弾き込まれたギターは、かぶっている場合でも他の倍音の影響でサスティーンがあるように聞こえます。ブリッジピンを調整して、トップモノポールを弦の中央の周波数になるように、あるいは数Hzずらしてあげれば、サスティーンがでるようになるはずです。
あまり重くし過ぎると逆効果ですのでそのあたりは良く考えて対応してください。
基本はブリッジは軽いほうが良いのです。
2021-11-02 01:35
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