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オリジナルギター4:構想 サイドの構成 [original guitar4]

サイドの重量、剛性は音にどう効くかを考えています。全体を軽くするために、ダブルサイドは今回はしません。


サイドの機能は「重さ」(勿論、強度アップもあります)です。トップからバックに振動が伝達するには、ボックス内の空気圧力変化によるものとサイドから伝達によるものがあります。サイドの重量が重要になってきます。サイドは、トップの振動との運動量が等しくなり、その固さではなく、重いほどトップの境界が端に移り、ラウドネスと放射が大きくなり、トップのモノポール共振周波数は低くなります。


サイドを軽くする(曲げやすさを優先させて2mm以下)とサイドからの伝達が多くなり、ボディ全体が振動するようになりますが、サイドの重さによる音質への影響は、なんとも想像できないため、まず軽く作り、サイドマスを付けられる構造にしておきたいと考えています。


ライニングはどうすればよいのでしょうか? リバースカーフライニングを使用することをかんがえていましたが、全体を軽く響かせるにはどうすればよいかを考え無ければなりません。


 

サイドを薄くすることにより柔軟になるため、ヘルムホルツ周波数が下がる効果もあります。


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