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振動工学 [technical terms]

振動系を、質量、弾性要素(ばね)、減衰要素(ダンパ)でモデル化し、ニュートンの運動方程式をたて、その周波数特性、固有振動数などについて考察する。

特に固有振動数は、共振を防ぐ上で重要なパラメータとされている。また、これらの振動を制御する制御工学の分野も含めて、言う場合もある(Wikipediaより)。


一般に振動工学は「構造物(橋、建物など)の共振、不要な振動を押さえる」というのが目的になっています。


ギターに適用する場合、目的はボディの振動解析するということです。


ばね‐質量系の固有振動」というのが基本になります。


Simple model for low-frequency guitar functionでは、ギターの振動の様子を2つの運動方程式で表しました。振動モードのうち、最も低い周波数であるヘルムホルツ周波数とトップモノポール周波数を扱いました。2つの質量を仮定して運動方程式をたてて、その動きを解析し、ギターの低周波領域での振動特性を求めました。


振動工学は、運動方程式(=微分方程式)を解く必要があるので、ある程度の数学の知識が必要ですが、目的は微分方程式を解くのではなく、ギターを作りたいわけで、これを助けるためにこのサイトに任せています。


なので、その結果だけを見ていただければよいと思います。


振動に対する感覚的な理解をして、原理を知って、ギター製作に応用できればと思います。

 

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