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オリジナルギター3 ネック33:フレット高さを下げる。 [original guitar3]

完成から3ヶ月程度経ってから、弦高が変化してしてきました。しかし、単純な変化ではなく、1から4フレットあたりが落ち込んでいます。

定規をフレットに乗せて高さを調べると、1から4フレットが低すぎて、フレットと定規の間に紙が入ります。どうもネック先端だけが弦の張力に負けて曲がっている感じがします。

 オリジナルギター1でも同じようなことがあり、修正した記憶があります。しかし、ネック表面の精度が悪いのだろうと思い、原因追及まではしませんでした。オリジナルギター2では修正した記憶はありません。


構造をいろいろと調べた結果、原因らしきものがわかりました。写真左から、オリジナルギター1、2、3のネック先端のトラスロッド埋め込み端の構造です。1と3は、トラスロッド端とカーボンファイバーロッド端が同じ位置にあり、この部分の強度が弱くなっていると考えられます。他方、2ではズレています。ネック補強を考えて入れたカーボンファイバーロッドの入れ方に致命的なミスがありました。正解は、カーボンファイバーロッドをヘッドまで伸ばすことです。


とはいえ、この機種では、フレットボード先端を曲がり分だけ削って処置するしかありません。3ヶ月経っているので、曲がりは収束しているだろうとの推定です。オリジナルギター1でも問題は起こっていません。


フレットボード面から弦までの隙間を測定し、どの程度削ればよいかを出しました。

0フレットで0.4mm、1フレットで0.2mm、2フレットで0.1mm削ることにします。


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