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トップ材の購入2(2022.7) [woods]

木材を購入する前に考えなければならないことは「厚さ」をどうするかということです。

標準では4.0mmで売られていますが、そのまま購入すると自分で削らなければなりません。
これが結構大変なので、適当な厚さまで削って購入する方法を取っています。

アイチ木材加工大和マークから購入できます。

購入する木材にはランクがあり、価格がかなり違いますが、このランクは見た目です。木目が細かく揃っていて節などがないモノが3Aです。必ずしも、いい木目がいい音がするとは限りません。70%位、相関があるといわれています。

オリジナルギター1(シトカスプルース).JPG
オリジナルギター1(シトカスプルース Bランク品)の完成時の厚さは、2.6mmでした。

オリジナルギター2(エンゲルマンスプルース).JPG
オリジナルギター2(エンゲルマンスプルース 3Aランク品)の完成時の厚さは、2.8mmでした。

某有名メーカーのサウンドホールをくり抜いた後の端材で作ったコースターの厚さは3.2mmでした。

Somogyiは、いろいろな今までの歴史や経験から,、2.4mmから3.3mmといっています。

スプルースを購入する場合は、3.0mmで購入すると後の加工工程が楽です。

ちなみに、今入手できるスプルースを調べました。
・アディロンダック 2.6万円
・ジャーマン 2.0万円
・ルッツ 1.5万円
・ヨーロピアン 1.5万円
・エンゲルマン 1.0万円
・シトカ 0.9万円
・レッドシダー 1.0万円
(ヨーロピアンは、ジャーマン、イタリアン、スイス等の総称らしいです。)

質の良いアディロンダックは入手が難しそうです。

最後に、トップ材を変えたYoutubeのSomogyiのギターのMichael Chapdelainによる比較が実際の音の違いが分かると思います。3 つの異なるトップ材を使用した「同一の」ギターを構築し、結果を比較したといっています。但し、タレガのラグリマという曲はクラシックなので、より柔らかいレッドシダーに好みがいってしまうかもしれませんが、曲調は無視して音の響きを比べてみてください。

シトカスプルース
レッドシダー
ヨーロピアンスプルース 

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