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オリジナルギター4 ボディ13:ネック取り付け角度の調整 [original guitar4]

ネック仕込み角とサドル位置の高さを確認、調整します。

ネック取り付け部の嵌合を調整.JPG

ネック取り付け部の嵌合を調整をした後、


バレルナットでネックとボディを留めます。

ネック取り付け状態.JPG
ネックの取り付け状態はこのようになります。バック面の蓋はまだ接着していません。この隙間で最終的にサウンドホールからラチェットレンチでビスを留められるかを確認後、蓋をします。その前にビスを仕込んでおくことを忘れないようにしないといけません。
サドル位置の隙間は2mm.JPG
フレットボード面の延長線上のサドル位置の隙間は2mmとなっています。12フレット上の弦高を2mmとするとサドル上では2倍の4mm、フレット高が1mm、よってブリッジ面からのサドル高は7mm必要となります。ネックブロックの設計段階で弦の張力による戻り(順ぞり)分を4mmとみているので、サドルは3mm高になる計算です。
この時点では、これを確認するだけです。実際に弦を張ってからの順ぞり分を確認後、最終的なネック角度を調整します。
ネック左右角度確認.JPG
ネックの左右の角度を確認します。テール側でネック中心が8mm高音側に傾いています。最終的にはネック取り付け面で調整しますが、ブリッジ取り付け時に調整します。
レイズドネック構造1.JPG
トップ面とネック角度がやっと決まりました。
レイズドネック構造2.JPG
全体のイメージはこうなります。

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