SSブログ

オリジナルギター4 ボイシング9:ブレース付きトップ2(ブレースラフカット接着後、スキャロップする。) [original guitar4]

2ラウンド目に入ります。

フィンガーブレース2.JPG

フィンガーブレースは、周波数特性的には関係ありませんから、側面を削って最終形にします。第1フィンガーブレースは中心をXブレースから45mm、第2フィンガーブレースは42mmにします。エッジ部分はバック面から0mmにします。

次にトーンブレースのX中心を9mmに削ります。その後に端までなだらかに削ります。Xブレースも中心から30mmを残して、端までなだらかに削ります。

ここで2回目の測定をします。もっとも振幅の大きいピークの周波数が下がってきています。

③.JPG

3ラウンド目に入ります。ピーク周波数が低くなってくるのを確認しながら、トーンブレースとXブレースを交互に削ります。周波数を下げるには、Xブレースが支配的で、これを削ることで下がります。最終的に、ほぼOrg.#3と同じに仕上がりました。Org.#3では、この後の工程で、トップとサイドを接着してから、ブレースを削っているので少し硬く仕上がっている状態です。

周波数特性.jpg

グラフ.jpg

最終.JPG

<完成時の目標>

・最も振幅の大きいピークの目標周波数は240Hz

・谷とピークの差が20dB以上ある(1目盛りは6dB)。

・タッピング音にサスティーンが出てくる。

 

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。