Org.#1 冬期のフレット端の手入れ1 [maintenance]
一週間くらい前に、StewMacから””Fret Sprout and Other Painful Problems”というタイトルのダイレクトメールが来ました。(StewMacに会員登録しているとほぼ毎日ギターの製作やメンテナンスに関するツールの売り込みメールがあります。煩わしく感じますが、時々有益な情報もあります。)Winterizer Acoustic Guitar Care Set の売り込みです。この乾燥した時期にギターの手入れで重要なのはフレット端です。
StewMacからのメールにあった画像を使わせてもらいます。
冬になり乾燥してくると、木が収縮してフレットエンドが飛び出してきて、手に当たります。
オリジナルギター1では、この画像にあるようにタングを何もせず打ち込みました。
オリジナルギター2では、タングを切った物を購入し打ち込みました。
オリジナルギター3では、タングをカットし、フレットエンドを球形に仕上げました。
対策をせずに済むのは3だけです。
オリジナルギター1は写真のようですが、オリジナルギター2でもタングを切って打ち込みましたが、タングとの境部分が飛び出して来ます。
まず、オリジナルギター1を加工します。
Org.#1は1から4フレットを打ち直したので、この4フレット分の端の処理が甘くエッジが引っかかります。弦を張ったままですがネックの保護をして、紙やすり#120でエッジを落とします。
この程度まで削りましたが、完全ではありません。矢印の境部分が引っかかります。弦を張ったままだと金属ヤスリが使いにくいので、この先は弦の張替え時に行います。
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